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エイブラハムをかじっただけの男と弟子 その29 全ての人の本質

前回のあらすじ
こんにちは、ソラです。前回先生は「怒り」というものについて、それはもう、それっぽいことを語ってくれました。
今日はどんなそれっぽいことを伝えてくれるのでしょうか。僕も楽しみです。
それでは続きをどうぞ。

エス太 :あんなに喋ったのに、「それっぽいこと」ってお前・・・。
俺のメンタルのダメージなかなかにエグいぞ。
痛恨の一撃をモロに食らってるわ。ねぇ薬草とか持ってない?あったら欲しいんだけど。

ソ ラ :どく消し草っぽいのなら持ってますけど。

エス太 :そうね、俺は日々、お前という毒におかされてるから助かるよ・・・。

ソ ラ :あ~、ダメだ。これ、どく消し草っぽいと思ったけど、よく見たら馬のフンでした。

エス太 :・・・。

ソ ラ :本編いきましょう。

エス太 :そうだな。今日は、俺たちの本質について話そうか。

ソ ラ :僕たちの本質ですか?

エス太 :俺たち、全ての人の本質は、愛であり、自由であり、喜びだ。そして無限に価値がある。全ての人が例外なくそうだ。

ソ ラ :愛であり、自由・・・どこかで聞いた感じですね。なんか、感情のスケールの1番のようですね。

エス太 :そうだ。感情のスケール1番の「喜び、気づき、力があるという感覚、自由、愛、感謝」が俺たちの本質であり、自然な状態なんだ。

ソ ラ :そういえば、前回もそれっぽいことを言っていましたね。

エス太 :あぁ、それっぽいことを言っていた。そして、全ての人はそれを心の奥で知っている。

ソ ラ :知っているんですか?

エス太 :その証拠に俺たちの思考が、愛や自由、喜びと反対の方向を向いた時にネガティブな感情になる。
ネガティブな感情の原因については次回に話そう。
俺たちは肉体を持ったこの身体と、目には見えないもう一つの姿を持っているんだ。
そのもう一つの姿が、「無条件の愛」だ。
もう少しわかりやすく言うと、俺たちは心の中に、「無条件の愛」という絶大なパートナーがいて、そのパートナーはいつも物事のポジティブな側面だけを見続けている。

ソ ラ :「無条件の愛」は僕たちのもう一つの姿であり、心の中のパートナーですか。

エス太 :そうだ。そのパートナーの正体は「ソース」だ。

ソ ラ :純粋でポジティブな愛のエネルギーである「ソース」が僕たちのもう一つの姿・・・なんだかすごい話になってきましたね。

エス太 :ま、ゆっくりいこう。

つづく

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