自己紹介
平凡な大学生。公立の中学校、滑り止めの私立高校、滑り止めの中堅私立大学。平凡から抜け出そうした結果、とうとう平凡に落ち着く人生を送ってしまっています。
突然ですが、一人カラオケって解せないのです。我々は小中高クラス単位で歌ってきたわけであって、友人とはプライベートで楽しむために歌う。集団の中で生きていくための義務というか、ツールというか。誰もいないときにお金を払ってまで何故1人で歌うのか?
このことを友人に話したら絶妙に悩ましい顔をされたのは未だに覚えている。
屈折した私がよくやるのは、誰もいない家での熱唱。親に聞かれたら最悪だ。近所の人に聞かれたら絶望。気軽に外に出られなくなる。そういうときは家じゅうの窓を閉め切ればいい。
中学生の時、進学塾でhearとlistenの違いを力説されたことがある。「耳にする」と「聞く」は違うものだと話が耳にたこができるほど聞いた。路上ライブには心惹かれるものがある。多分、hearなんだと思う。listenのコロケーションは「テスト」しか浮かんでこない。
どうも義務的であり、listenするのもされるのも嫌いだ。
誰もいない家で歌うのって、非常に開放的で自分の存在を確認できて良い。でも、そこには主体としての私がいるだけであって、外部から認識された客体としての私がいて初めて「自分」を認識する。だから自室から遠く離れた浴室の窓だけうっすら開けておく。誰かの耳になんて絶対に届いてはいけない、恥ずべき承認欲求を満たすために。
これから作るnoteはそんなもの。
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