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【ARCHICAD】ツール紹介:目地オブジェクト / Forwardツール、VIPツール
ARCHICADのさまざまなツールをサクッと紹介していきます。
今回はForwardツール(旧:VIPツール)の「目地オブジェクト」です。
1.目地オブジェクトとは
壁に目地を配置することができます。
コーナー壁端部への配置や、モデル表示オプションでの制御に対応しています。
ARCHICAD23以降のバージョンは目地オブジェクト対応してます。
Forwardサイトよりダウンロード可能です!
ダウンロードした壁目地.gsmをライブラリマネージャーから追加しよう!
もう梁やモルフで地道に表現しなくてもいいんだ…
※ARCHICAD18-22は「打継目地の表現方法」
※ARCHICAD17以前は「壁に目地を入れる方法<ARCHICAD17以前>」
2.機能について
「壁目地.gsm」は窓ツールを利用します。
目地の細かな寸法については「目地設定」で設定を行うことができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1666164491440-wvAD1o65xf.png?width=800)
基本的には「目地設定」内の数値を変更し、編集していきます。
目地タイプは3種類存在し、縦 / 横 / 縦横の交差から選択することができます。選択したら、それに合った目地幅を設定します。
デフォルトでは設定の中の「横目地間隔設定」と「縦目地間隔設定」が反映されています。こちらは1つ1つの目地幅を設定できます。
かなり長い幅だと苦労するかも…
![](https://assets.st-note.com/img/1666165252351-VcBuyoWMKL.png)
長い壁の目地を全部設定するのしんどいよ~!って人は設定の「横目地均等間隔」と「縦目地均等間隔」にチェックを入れて間隔を入力すれば、自動で全て設定してくれます。
ただし、ここだけ長さを変えたいといった操作はできないので目的に合った使い方をしたいですね!
また目地の深さや表現方法、伸縮目地についても設定を行うことができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1666166561636-uF1oaKG6tg.png?width=800)
3.使ってみた
配置方法は通常の窓と同様で、平面図ではこのように表示されます。
三角のマークが縦目地の位置になります。
横目地は表示されないので注意!
![](https://assets.st-note.com/img/1666163900496-X8IEuRqsV8.png)
これを3Dで確認してみると…
平面図で塗りつぶした三角マークの位置が伸縮目地になっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1666164038759-uaHHkjjhRE.png?width=800)
窓と同じ要領で、壁の端から端まで目地を伸ばします。
それで目地のある壁に「3本引き」窓を配置します。
![](https://assets.st-note.com/img/1666166987171-7cujjjdCNP.png?width=800)
窓を配置しても目地が重なることなく綺麗に表示されています!
感動だ……(´;ω;`)
そして、目地オブジェクトを壁の端まできっちり配置すると…
![](https://assets.st-note.com/img/1666167217712-LAE0iKTere.png?width=800)
コーナーまで綺麗に違和感なく表現することが可能です!
![](https://assets.st-note.com/img/1666167336919-irKBeKkH0E.png?width=800)
皆さんもGraphisoft Forwardに加入して是非「壁目地」使ってみましょう!
![](https://assets.st-note.com/img/1675408952444-3nMux0vtRt.png?width=800)
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