「君となら恋をしてみても」が終わってしまったから語りたい
MBSドラマ特区枠「君となら恋をしてみても」が、先日最終回を迎えました。うちの地域は放送が無かったのでTVerで視聴。ありがたい世の中です。
前半はネタバレ薄め、予告編程度の作品紹介。後半はネタバレがっつり、ぐだぐだ語り。でお送りします。
※ ※ ※ 以下、予告編と同程度のネタバレがあります ※ ※ ※
作品紹介(ネタバレ薄め)
「君となら恋をしてみても」、通称「なら恋」は、まんがParkというアプリで連載中の同名漫画(窪田マル/白泉社)が原作だそうです。
物語は、大倉空人(おおくらたかと)さん演じる、海堂天(かいどうあまね)が、江の島の高校に転校してくるところから始まります。
そこで出会ったのが、日向亘(ひゅうがわたる)さん演じる山菅龍司(やますげりゅうじ)くんです。
過去のトラウマから、もう真面目な恋愛なんかしないと決めていた天でしたが、龍司のまっすぐな性格に触れ、心が動いていきます。
※ ※ ※ 以下、がっつりネタバレがあります ※ ※ ※
……というか、ネタバレも何も気にせず感想を語っています。
感想語り(ネタバレ濃いめ)
さて、何から話せばいいですかね。そうですね、まず……
ビジュがいい
W主演の日向亘くん大倉空人くん、ビジュが良すぎます。笑顔も真顔も悩んだ顔も、全部が絵になります。
で、絵といえば、江の島の風景もめちゃくちゃ綺麗で。
特に、龍司の食堂に向かう階段のとこ、から見える海、食堂からの海。あそこがもう抜群に良いです。
青い空、白い雲、輝く海、煌めくイケメン。
はい。これはもう名画です。異論は認めません。
ビジュが強いってのは説得力なんですよ。
ちょっとフィクション色が強いセリフや展開や演出も、全然浮かないというか、納得させられるというか。
ふたりとも安定してビジュアルが良すぎるんですが、天の大優勝ビジュは、熱出した時の、龍司の手え掴むシーンです。熱っぽいかんじとか、そのせいでちょっと素が出ちゃってるかんじとか、その辺をひっくるめて表現してるあの表情こみこみで、あれはほんとスバラシイ。
龍司くんは、やっぱ最終話、告白のとこですかね。なんか、最後の最後でよりぐっとかっこよくなったというか。迷いのない愛おしいって表情が、よき。
ピュアがいい
んで、ビジュが良い彼らが繰り広げるのが、どこまでもピュアな物語なんです。
1話のしょっぱな、天くんとセフレとの事後のシーンから始まった時はおったまがって、ああそういう感じの物語なの? って思ったんですが(そしてあれはあれで天くんとても綺麗だったんですが!)以後、ノーセクシー!
チャラそうに見せかけて純粋な天と、どこまでもまっすぐな龍司が、眩しい。テレビが発光してるんじゃないのって思ったけど、テレビは普通に発光してました。
君たちもう付き合っちゃいなよ! ってかなり序盤から何度思ったことか。お節介じじいなので。
天、好きになっちゃいけないなんて思いながらナチュラルにボディタッチするし、龍司は龍司で、天がゲイって知ってもあんなナチュラルに優しくするし。そりゃお互い好きになるわ。
二人一緒のシーンももちろんいいんだけど、それぞれが一人のシーンで相手のことを思い浮かべてる感じとかもピュア全開で尊うございました。
歌がいい
ピュアっピュアな彼らの輝きをさらに増幅していたのが、主題歌「きらめくきもち」とエンディングテーマ「夜煩い(fea.石野理子)」でした。
音楽のことは全然詳しくないし、歌詞をちゃんと紐解いたわけでもないんですが、天と龍司の勢いを表すかのような「きらめくきもち」と、彼らの繊細さにフォーカスしたような「夜煩い(fea.石野理子)」だなあと感じました。
「きらめくきもち」は、あの弾むような雰囲気が好きです。「夜煩い(fea.石野理子)」は、男女でささやき合うようなテンションが好き。
「君にはとどかない。」の「U&I」とあわせて最近のヘビロテです。
テンポがいい
1話が20分ちょっとで、5話完結だったんで、とてもテンポが良かったです。
良すぎるくらいで、ああここの気持ちの変化はもう少し丁寧に描いてほしかったなあとか、きっと原作ではもっと深掘られてるんだろうなあ、って部分もありはしましたが、枠が決まってるから仕方ないですよね。
その代わりに、変に引き延ばしたり間延びしたりするところが無く、ずーっとわくわくしながら観れました。
ああ、もっと観ていたい! とはもちろん思いましたが、それくらい面白かったということです。
ケア手厚いい
もっと観ていたい、というのはそうですつまりロスです。
でも大丈夫。
ドラマ『君となら恋をしてみても』最終回記念りゅあまインスタライブ🍨🐈
というインスタライブを、最終回直前かな? 大倉空人くんと日向亘くんがやってくれたようで、そのアーカイブを残してくれているんです。(空人くんのアカウントから見れます!)
この動画が、なら恋から現実へのソフトランディングを手助けしてくれます。
作中では、日向くん演じる龍司のほうがしっかりしてる感じだったけど、実年齢は空人くんの方が2個上で、お兄ちゃんしてる感じがなんかほっこりしました。
それに! 原作もあるんですよね。早速買って読もうと思ったら……なんと……既に買ってました積んでました。これでまだしばらくは、なら恋の世界を楽しめそうです。
まとめ
というわけで、まとめます。
そういえばなんか詳細ばかりを言って全貌というか大きいところを全然語れてなかったけど、ドラマとしては、BLの王道を行くって感じの、安心してキュンキュン(って死語?)できる作品だったと思います。
トラウマを抱えた主人公とまっすぐな同級生の物語であったり、それをイケメンが演じたり、といったところはまさに王道という感じで、それだけでも十分なんだけど、+αで江の島、というのがこの作品の特長のひとつかなと思います。
王道BL×江の島
美しい映像に、あなたも溺れてみませんか?
と、謎に宣伝ぽくなったところで、終わります。お付き合いいただきありがとうございました!
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