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自分語りつらつら #私が美術館にいく理由

参加させてもらっているオトナの美術研究会「月イチお題note企画」5月のお題は…… #私が美術館にいく理由

一言で言えば「好きだから」で終わるとは思うのですが、そこをもうちょっと掘り下げて言語化してくれると、とてもとてもありがたいです。実はご自分でも意外な答えが見つかったりして?

恒例企画「月イチお題note」5月のお題発表 より

ということで。「好きだから」の奥をちょっと掘り下げて考えてみました。

思い浮かんだキーワードは「憧れ」と「わかりたい」です。

憧れ

クリエイティブなヒト・モノ・コトに対する憧れを、小さいころからずっと抱き続けています。

ゼロから何かを生みだす。自由な発想。譲れないこだわり。超絶技巧。天才。

かっこいいじゃないですか。

どれも持ち合わせていなかった僕は、平々凡々なサラリーマンとして日々を生きてます。

「サラリーマンとして生活してるほうが凄いよ。それが出来ないからアーティスト/クリエイターになるしかなかった」

みたいなことを言う人がいるけどもう、うるせえ!黙れ!て感じです。

……言い過ぎましたごめんなさい。

で、自分がそっち側に行けないことはもう重々わかってるんだけど、それでも憧れを捨てきれなくて、せめて見るだけでもと思って美術館に行くのかな、なんて考えました。

わかりたい

憧れから繋がるんですけど、才能あふれる彼らのことを、そして彼らが生み出す芸術を、少しでもわかりたいんです。

自分とは別世界のヒト・モノ・コトと割り切って日々を送っていけるほど大人じゃなくて。

僕には生み出せないけど、その良さや思考の一端でもいいから、わかりたいなと思います。

それで、作品の良さを感じたり、作家の思考をたどったりして、なんかちょっとアートをわかった気になりたいんです。凡人なりに。

私が美術館にいく理由

一番かっこいいアートをつくる人にはなれないけれど。それと同じぐらい尊敬するアートを支える人にもなれなかったけど。その他大勢の中で、せめてアート寄りで生きていきたい。

僕はそんな風に思って美術館にいく……のかもしれません。

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