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現地を測る

こんにちは。こんばんは。吉田です。

杜の都、仙台で工務店と設計事務所を営んでいます。

Architect innovation株式会社という名前の会社です。

注文住宅の設計、インテリア、工事を行っております。
 


さて、本日は“現地を測る“について書かせていただきます。

僕は住宅の設計というお仕事を15年以上続けてきました。

設計の仕事の中で【敷地を調査する】という仕事があります。

この仕事は自社で行う場合と外部に委託しているケースがあります。弊社は自分たちの目で確認を行っています。

なぜ敷地を調査するのか。

それは、調査しなければ間取りを作ることができないからです。なので、間取りを作成する設計者が敷地を調査することが多いです。どんなことを調べなければいけないのか。

大きく分けて二つあります。

一つは、現地に行って現地の状況を確認することです。

敷地と道路は接しているのか。

高低差の処理は行われているのか。

道路との高低差はどうなっているのか。

電柱はあるのか。電線までの高さはどうか。材料の搬入に支障はないのか。既存の建物はあるのか。境界杭はあるのか。

道路幅員は4m以上あるのか。越境しているものはないか。

などなど。

ここには書ききれない沢山のチェック項目を確認しながら現地確認を行います。設計者が現地を確認するというのはとても大切なことです。この現地確認をおろそかにはできません。

次に役所調査です。

役所に行ってその土地の調査を行うことです。

仙台市の場合は、ある程度の情報は都市計画サービスというものでわかります。

用途地域、建ぺい率、容積率、道路種別、高度地区、防火指定、地区計画、下水道処理区域、都市計画道路、などなど。

これまたここには書ききれない情報がインターネットから仕入れることができます。しかし、ここで調べられる情報には限界があります。実際に役所に行き、道路台帳などで調べてくる必要があります。位置指定道路の図面などもいただけます。

 

現地にも行かず、役所に行かず、インターネットの情報だけで

間取りを作ってしまうと大変なことが起きたりするので本当に注意です。現地に行き、役所に行き、インターネットでも調べる。これが大切です。

お客様の家づくりは一生に一度。

日々の忙しにかまけて、疎かになってしまいそう現地調査を

大切にしなければならないと思います。


本日は、“現地を測る“
について書かせていただきました。
 
宮城県全域、仙台市内で建築工事、建築設計、デザイン全般を
行わせていただいております。

家づくりで何か気になる部分がございましたら、
お気軽にご連絡いただけますと嬉しいです。

本日もありがとうございました。
 
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