10年後のキャリアを考え始めたあなたへ。

こんにちは！
MIRAIデザインのあこです。

突然ですが、
10年先の未来って、思い描いていますか？
あるいは、思い描いたことはありますか？

なんとなくぼんやりと、考えたことのある人は多いと思います。

自分のこれまでのキャリアを振り返って強く感じるのは、
年齢が高い人ほど、将来のキャリアはしっかりと考えて欲しい！
そう思います。

20代の若いうちは、正直どうにでもなりますｗ
未経験業種だろうが職種だろうが、働く先は山ほどあるので
「今やりたいこと」に集中して全力投球する。
まずはそれでいいと思います。

でも、40代、50代になったらどうでしょう？
定年が見えてきたあたりで急に方向転換して転職しようとしても、
受け入れてくれる会社は激減します。

もちろん、特定の専門スキルや能力経験のある人は別ですが、
この年代で未経験職種で受け入れてもらえるとしたら、
一般的に考えてその受け入れ先は人手が足りなくて困っている状況、つまり働き場所としては魅力度・人気が低い、という事が大半です。

やっぱり、魅力的な場所で働きたいですよね？

「この会社で一生働き続けるんだ！」
という方も決して例外ではありません。
一度しっかりとご自身のキャリアと向き合う時間をとってください。

先の見えないこのVUCAの時代において、
100％安泰と言える会社はもはやありません。

会社そのものの話ではなくとも、
✔ 未経験部署へ突然異動となった
✔ 全身全霊を捧げてきた事業が打ちきりとなり一気に士気が下がった
✔ 「この人についていく」と決めた上司が転職した

こんな話も珍しくはありません。
予測不可能な出来事がいつ自分に降りかかってくるとも限らないのです。

また大企業であれば、会社の中での職務や役割が多く、
部署や事業によってはまるで別会社という事も少なくありません。
つまり、一つの会社の中でも辿る道は無数にあり、
自らが納得して選択・決定できている状態が理想です。

転職するにしても、今の職場で働き続けるにしても、
あるいは独立開業する場合であっても、
「自己決定」し、かつ「選ばれる」ことが必要なのです。

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私は出産を機に一度仕事から離れ、6年ブランクの後に働き始めた会社で、
「仕事が出来ない自分」「役に立たない自分」に気付いて衝撃を受けました。
6年ブランクの間に自分の知識や思考力・スキル全てが退化していたのです。

それまでは仕事に自信を持っていたので余計にショックで、
まさに私にとっての『予測不可能な出来事』でした。

これがちょうど40歳の頃。
ここから私の紆余曲折、試行錯誤のキャリア模索期が始まりました。

でも40歳を過ぎた年齢で、6年ブランクがあり、
時短勤務を選択していた私には仕事を選ぶ選択肢はとても限られていました。
地方在住であったことも大きな要因だったと思います。

好きな仕事・やりたい仕事を、
自分にとっての働きやすい働き方で働く。

この私の理想を叶えるためには、
「選ばれる人材」になる必要がある。
つまり、学び成長し、価値を届けられる人間になる必要があるという事です。

そこから、「学ぶこと」そして「視野を広げること」を積み重ね少しずつ少しずつ、見える世界は変わってきた。
これからもずっと学び・成長し続けます。

変化し続ける世の中において、

「変わらないこと」は「退化」である

この事実を身に染みて感じているから。

キャリアはよく『旅路』に例えられます。

目的地を意識せずに、ただ何となく周りの流れに任されて歩いている人もいるかもしれません。
でも、何年もそのまま歩いていたら、
いつのまにか周りに人がいなくなっていた、
なんてこともあるかもしれないですね。

年を重ねれば重ねるほど、
目的地を意識する事が大切です。

目的地は途中で変わることもあるし、
また今の時点でははっきり見えていない人もいるでしょう。
それでもOK。
ただし「自分にとっての目的地はどこか」を意識する習慣は付けておいてください。
そうやってアンテナを張ることで、自分の価値観に敏感になり、
いつかきっと目的地が見えてきます。

ぼんやりとでも目的地が見えてきたら、
定期的に点検をしてください。

『今のあなたの現在地は、目的地へと繋がっていますか？』