勝たん魂後の感想ブログを振り返ってみる


なにわ男子POPMALLの静岡公演に参戦します。
あと2週間切ったやん、てことで、
はるか昔のことのような勝たん魂に想いを馳せていたら、自分が書いた感想ブログを見つけました。

諸事情ありまして、
noteではない媒体で書いているので、コピー&ペーストで引用。

クッソ長いので、ご興味ある方はご覧ください。



#なにわ男子しか勝たん #謎涙

1.意気込み
#なにわ男子しか勝たん
通称勝たんコン
正直、めちゃくちゃに楽しみにしていたし、
ライブが久しぶりすぎて、なんか出発する前から浮き足立っていたように思う。


ただ、最近の自分の生活の営みを考えると、
ジャニーズが占める割合がどんどん減ってきていたのは事実である。
その内訳は、ドラマ35 サッカー20 呪術廻戦20 お笑い15 ジャニーズ10くらいかしら。
いっときは、80%ジャニーズのことを考えていたのだから、恐ろしい。
サッカーや漫画という新たな趣味が加わってくれたおかげで、無駄に(?)グッズを買わなくなった。
1ヶ月に一度ジャニショ &アイランドストアの梯子をすることも無くなった。つまり、ジャニーズに対する出費が激減したのである。


「今こそ、J沼からの卒業のチャンス!!」
と言うセリフは、いつものような口から出まかせ、ノリで喋っているわけではなかった。かと言って、心の底から願っていたのかと言われれば、そうではないのが難しいのだけれど。



冒頭に述べたように、ジャニーズオタク活動への怠慢、特になにわ男子への怠惰っぷりは我ながらひどいものだ。
アオハルの時のペンライトは「ライブ入れないしいいや〜」と購入せず、
2021夏アクスタに関しては、Aぇさんたちのライブが全滅したことへの腹いせでまさかの6人まとめ買いを果たしたことから、「丈くんごめん」というなんとも理不尽な理由で購入を断念した。
人の写真が印刷してあるプラスティックにお金を払うのは、全世界を探しても、「オタク」という人種しかいないであろう。
プラスティックに6000円払おうが7000円になろうが、別に世界が変わるわけではない。コロナが収まるわけでもない。
だったら、野口英世一枚でオタク(ここでは一人称として使う)の安寧がもたらされるのであれば、むしろ得なのではないか、とも思える。
この思考がオタク(この場合は、人種の総称として使う)の術式だ。おっと、呪術廻戦モードになってしまう、危ない危ない。


とにかく、なにわ男子への怠惰っぷりを自覚しつつ迎えたライブ。
楽しみではあるが、楽しめるのかな、という一抹の不安をもちつつ、福岡に入った。





2.席
事前にチケットが送られてこない、QRコード式に変化してから、座席に対しての執着、というかこだわり、というかものすごく「気になる」ようになった。
特に、はじめてQRコードをかざす瞬間の心拍数は、絶対に過去一だ。
テレビ番組で自分の作文を朗読した時もそれなりに緊張はしたが、その時の心拍数を優に越えていたはずである。


事前に席がわかっていないとは言え、
今回の勝たんコンであまりいい席が来ないフラグは十分すぎるくらいにあった。
一つ目は、先述したように、なにわ男子に対する自身の努力不足や怠慢に寄るもの。
そんな馬鹿な、と思うかもしれないが、J界の座席部門を掌る神様は、確実にここの部分を評価、吟味してQRコードを分配していると私は信じている。


二つ目は、今回当たった名義が、最近無双しすぎていたことに寄るもの。
ジャニーズJr.のFC(通称情報局)には、2018年の5月に入った。
それからというもの、私の藤原名義(名義ごとに好きなタレント名を登録することになっているので、オタクたちはこう呼ぶ)は、さまざまな高倍率の現場を勝ち抜き、さらに神席、と呼ばれる、コンサートや舞台をより楽しめる席に招待してくれていた。
とくに、コロナの影響で現場が悉く延期・中止になった2020年を経た今年、私の藤原名義は例の如く無双していた。
該当名義ではないのにバンバン当選おめでとうメールが届く。QRコードを翳してみたら、前から3列目。そんな現場がここ3連続で続いていた。朝礼台の上でソーラン節を全力で踊っていたら1日が終わるような仕事しかしていないのに。絶対に私より良い席に恵まれるべき人たちはたくさんいるだろう。


というわけで、そろそろ座席部門神様からも手のひら返しをされるだろうということで、正常な心拍数とともにQRコードを翳すことができた。



天井席とはいえ、アリーナ規模なのだから、「遠い、ぴえん」と肩を落とすのは粋ではない。こちとら、関ジャニ∞のコンサートで、東京ドームの天井席を経験しているのだ。

ただ、一つ言わせて欲しい。
アリーナ2階Hブロック。紛れもなく、今回我々が座席の神様から与えられた席だ。
アリーナ2階Hブロックに席を設けた大人の方、なぜあそこに席を作ったのか教えてほしい。今ここに黒板とチョークがあれば、会場を図式化して疑問を声高らかに投げかける覚悟はある。

書写の時間で習ったような座り方、つまり背もたれと背中の間にグーひとつ分が入るように、姿勢を伸ばして、、、ということではなく、
真っ直ぐ前を見た時に我々の視界に広がるのはオタクの側頭部だったのだ。
東京ドームの天井席での視界は、オタクの後頭部だった。もちろん、その遥か先にはバックステージがあり、メインステージがあった。遠くはあるが、確実に、正面に関ジャニ∞がいた。
しかし、今回は、側頭部。
つまり、「なにわ男子を正面で見ているオタク」を「横から」見る席なのだ!前代未聞!ゼンダイミモン!


いざライブ開始!スタンドアップ!した時に、
身体の向きが座席とほぼ垂直になるのは当然として、その影響からか、推しを双眼鏡で追いペンライトをぷりぷりしているうちに、定位置から1m程ずれてしまっているのである。
我が推し、藤原丈一郎が「座席にお座りください〜」とオタクを労うたびに、「あ、また私1mズレちゃってた☆てへぺろりんちょ☆」となるのである。
てへぺろりんちょ、と表記している割には、謎の気恥ずかしさがあり、なんとも言えない気持ちになった。計3回。
敢えてこの気持ちを例えるとするならば、下車する地下鉄の駅で、ホーム側のドア付近に立っていられた嬉しさのあまり、ドアが開いていの一番にホーム右側へ歩き出した数秒後、丸の内線に乗り換えるには左へ進まなければならないと知った時の気持ちに似ている。


今来た道を不本意に引き返さなければならない時、普通の大人はどのようにターンをするのか気になる。かく言う私は、駅だけでなく、様々な道で進んできた進路を字義通り真っ直ぐ引き返す経験を積んできている。その結果、軸のブレないターンの技術を手に入れることができた。バスケのピボットのようなイメージである。いつ、日体大の団体行動部にスカウトされてもおかしくはない。





話が完全に横道に逸れてしまった。てへぺろりんちょ☆





ライブの感想を記録に残しておきたくて書きはじめたのに、座席のことを書いたまでで満足してきている自分がいる。
いや、ダメだ、タイトルである「謎涙」までは到達させたい。



3.ライブ
セットリストを見ずに参戦したライブは初めてだったかもしれない。
なんせ、なにわ男子は某元号JUMP!とか台風の激しい版!とかの曲を多くやるから、関西しか知らねえけど何か?な私にとっては、ちんぷんかんぷんなのである。
ただ、今回は時間的な余裕もなく(というのはめちゃくちゃ言い訳で、ただ怠惰なだけ)全くなにを歌うのかを知らずに福岡に乗り込んだ。


結果から言うと、
「ジャニーズ王道、サイコォ!」の一言に尽きる。
オリジナル曲と先輩方の人気曲を織り交ぜながら進んでいくライブパフォーマンスは、(アリーナ2階Hブロック席の者でも)飽きさせることなく見事だった。
我が推し藤原丈一郎は、体力的にもキツいであろう花道移動ランニングの時にも、左右のファンにサービスをすることを忘れず、終始ずっとアイドルだったし、
我が推し藤原丈一郎は、後輩たちがカメラに抜かれるように積極的に絡みに行っていたし、
我が推し藤原丈一郎は、極度な先輩いじりをしてメンバーからのツッコミを待つ、というボケを何度もかまし、メンバー同士のの信頼や結託を、我々オタクに見せつけてきた。


このまま、平和にライブが終了するかと思われたが、ここで問題が一つ。
タイトルにした「謎涙」の正体がやっと暴かれる。


それは、ラストの曲で起こった。
なにわ男子のオリジナル曲の中で、私が唯一気に食わない楽曲、「Time View」。一丁前に、果て無く続く道だか旅だかと言うサブタイトルが〜〜に囲まれている。
作詞をした道枝のファンには大変申し訳ないが、この歌詞があまり好きではない。
エモい楽曲に使われているような単語を並べて言いたいことだけ詰め込みました!みたいな感があり、聞いていてむず痒くなってしまうのだ。


そのため、「最後の曲です、聞いてください。」というお馴染みのフレーズの後に流れるイントロを聴き、「マジか」と呟いてしまったことを謝罪の意味も込めてここに記しておく。


結論から言うと、この苦手意識のある曲で、涙を流してしまった。誰が?私が。


問題のシーンはここ。(以下歌詞)


♪不安が募って 壊れそうになっても
横を見れば 僕がいるから

ここから見える沢山の灯りが
とても綺麗で涙が溢れてきたんだ
一人では見れないものだからさ
僕ら手を取り合って進もう
そんな日々がいつまでも続くように


7行の歌詞、ざっと30秒程だが、このシーンだけ1時間にも2時間にも思えた。
まず、「不安が募って」の部分で、違和感を感じ、「壊れそうになっても」あたりで、あれ?私泣いてるの???とパニックに陥る。


「ここから見える沢山の灯りが」で、うわぁ、私も今めちゃめちゃ沢山の灯りが見えてるよ、なんてったってアリーナ2階Hブロック席だもの。でも、今見えてる灯りが、恐ろしくぼやけてる、水彩画みたいになってる、コンタクト外れたの?ううん?涙!涙?!アンビリーバボー!!


「そんな日々がいつまでも続くように」の瞬間、私は藤原から離れることはないんだな、と悟った。で、涙が止まった。


2018年の1月、当時の関ジュが勢揃いの雑誌のページの中から、好きな人選べ、と言われて半ばヤケクソで指をさした藤原丈一郎に出会ってちょうど3年半。
あの時、違うメンバーを指さしていたら、こんな風にはなっていないのだろうか。
17年というジュニア期間を経て、いよいよ、デビュー。
「不安が募って壊れそうになって」どころじゃないでしょう。君は。第三者が閲覧者3人くらいのブログで考察するのも烏滸がましいほどの労苦を重ねてきたことは、こんな私でも想像するに容易いのですから。


りゅちぇ先輩や大吾くんが、「デビューしても同じ近い距離で」というニュアンスの言葉をよく用いるけれど、丈くんが言っているのは見たことがありません。
多分、彼は、今後大きくなったら物理的に距離が遠くなってしまうことは仕方ないと思っているから。
でも、遠い席の人にほど、最後の挨拶だったりファンサだったりを欠かさない藤原丈一郎を知っている。し、そこが好きだ。
大倉Pの教えを受け継いで、自分なりに解釈して、コンサートでも舞台でも同じように振る舞ってくれる藤原丈一郎が好きだ。
あなたの側頭部だったら何時間でも見ていられるよ。てへぺろりんちょ☆

2021.08.18


いやぁ、我ながら文章わかりづらっ笑
でも、藤原が好きなことは伝わった。笑
今でもずっと1番だよ、丈くん!

Aぇのこと書きますって言っといて、3つ目の更新がガッツリなにわ男子の話なのマジで良くない。笑

とりあえずPOPMALL聴きまくって、静岡に備えます〜〜〜

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