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2023年は #中森明夫復活祭

あけましておめでとうございます!
私が「中森明夫」のペンネームを初めて名乗ったのは1982年、そう、新人アイドル・中森明菜にあやかったものでした(雑誌の編集長が名づけてくれました)。昨年で満40年、まさかこの名前で、ずっとライター生活を続けるとは…。
未だ、一人暮らしで、ここ数年の事態があって誰とも会わず、鬱々とした日々を過ごしていました。人と会ってしゃべるのが大好きな私にとって相当にきつい、正直、精神的危機でした。しかも自分はもう若くない。この間、同世代の知人が何人か亡くなり、いつ自分が死ぬか…という痛切な想いを実感していました。
そこで一念発起、ひたすら自分を励ますために小説を書きました。寺山修司が今も生きていて、80歳代半ばで、アイドルグループをプロデュースする。その名も『TRY48』…という、なかなかにぶっ飛んだ小説です。老舗文芸誌「新潮」に連載して、物議をかもし、完結。2月1日に単行本が出版されます。2010年に出版して三島由紀夫賞候補となった『アナーキー・イン・ザ・JP』以来の純文学作品です。なんとか前作を超えたい、と必死でがんばって書きました。「著者最高傑作」と本の帯文にありますが、本音です。

『TRY48』(新潮社)

で、この『TRY48』出版を機に、久々にパッとやりたい。#中森明夫復活祭 と称してお祭り的に騒ぎたい…とTwitterで告知したら、さまざまな反応やお声かけがありました。まず、宮台真司さん! 宮台さんの事件は衝撃でした。これについては<宮台真司とは何者か?>と題する一文をnoteに寄稿しました。ぜひ、ご一読を!
宮台さんの一日も早いご回復と、再会トークを祈念します。また、ホリエモンこと堀江貴文さんともTwitterでやり取りして、対話しましょう! となりました。その他、次々とさまざまな方々とのトークライブや対談、イベントが決まっていっています。うれしい。今後、告知していきますが、まずは2月10日(金)、岩手県盛岡市での出版記念講演会があります。くしくも今年は『あまちゃん』放送から10周年! あのドラマのおかげで岩手にたくさんの親しい知人ができました。今回の講演会も、そんな『あまちゃん』ファン仲間のマキリンリンさんが主催してくれました。ぜひ、岩手の皆さん、ご来場ください‼︎

不思議なもので、小説『TRY48』完成後、めちゃくちゃ筆がノッています! 既にに次の小説、さらに次の小説を書いております。読者の皆さんがアッ!と驚くような作品です。いや〜、こんな感触は長いライター生活で初めてのこと。いわゆる「ZONE(ゾーン)に入った」というやつでしょうか? この勢いを切らさないようにして、思いっきり突っ走ります! 文芸編集者&メディア関係者の皆さん、ぜひ、面白いことをやりましょう。中森明夫復活祭に、どうぞご協力を。TwitterのDMを解放しております。そちらから気軽にお声かけを。
2023年は、弾けます! どうぞ、よろしくお願いします‼︎


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