見出し画像

息子の「肥満」という現実から生まれたわたしと子供達の「沢山の学び」影響と恩恵。

こどもたちに施設で3年半頑張ってもらった、

という自分の「負い目や罪悪感」から息子に与えた「自由な食生活」というのは、1年半であっという間に息子を「肥満」に導きました。

現代人が既に侵されている「糖質依存症」という中毒症。

なんと、調べてみると「コカイン中毒」いわゆる
ドラッグ中毒よりも「止めるのが6倍も難しい」と。

そんな、「治すのがとても難しい中毒症」に、
どっぷりと息子を浸からせてしまったことに
「取り返しがつかないことをしてしまった。。。」と
勉強すればするほど落ち込みます。


が、

落ち込んでいても「毎日3回の食事」はやってきて。
息子は今まさに「成長期」なので、落ち込んでいる暇もなく。
気持ちを切り替えて、毎日の食事と向き合っております。


『糖質依存症は脳の病気』

と言われています。

だから、「気合い」や「根性」ではどうにもならないもの。


脳は「だましだまし」自分との戦い。


それは、

糖質依存に限らず、共依存の改善をしていく中でも
「必要なこと(成功プロセス)」だと学んできたので、
今度は「食」を中心に、わたしが向き合っていく大切なテーマになっているんだなと感じています。本当に「長期戦」ですが、、、
その分やりがいがあるというもの。

「糖質依存症」

今回息子の肥満がきっかけになりましたが、

実は既にわたしも、しっかりと、漏れなく「依存症」にはなっているな、と。「甘いものを時々無性に欲する」という自分の習慣を振り返ってみて、そう思います。

「現代人の深刻な中毒症」として、
糖質依存症は本当に当たり前に「浸透している」なと感じます。
それは自分自身のことを感じてもわかるし、スーパーやコンビニの商品をみたって一目瞭然です。「当たり前」って、本当に怖いなと改めて感じます。


食と栄養の知識を得ていけばいくほど、
自分自身の「認識の甘さ」や「無知さ」に対して、本当に落ち込むのですが。


大人であるわたしは、自分の体のこと。
自分で責任持ってコントロールできる・すれば良いけれど。
まだ、学童期のこどもの食事は「親の管理下」にあります。

わたしがまず知識を身につけて。
そして子供たちにも「興味関心」を持ってもらう。
そのために、色々と工夫して、毎日の食事で実践しています。


今回のことをきっかけに、
我が家で大きく変化したことの一つに


「栄養と食事」
「食事と睡眠」
「食事と運動」
「料理」
「いのち」
「生きること」


こういう大事なテーマについて
娘と息子と、話し合ったり、学ぶ機会が一気に増えたこと。


今、我が家では「食」というテーマが
一番中心になって暮らしが循環しています。



不登校歴1年半目の2人ですが、
それぞれに夢中になってしていることはありつつも
ここ数ヶ月で「料理をすること」も加わり。
普通に「料理の基礎知識」がレベルアップしています。


『料理をする』


という体験を通じて
五感を通じて感じる・考えるということも貴重な学びですし、
料理のスキルが上がるのはもちろん、食材の扱い方、段取り力、
調味料が「どのくらい使われるのか」も、
自分で料理をすることで「標準」がわかるようになります。


それに、「2人(一緒に)料理をする」ことで、
協力しあったり、分からないことは調べ合ったり、ああだこうだと悩みながら、考えながら、時には喧嘩しながら。

「食べること」に対する意欲が元々「ある」2人なので、
実際に自分で料理することで「料理に思い入れ」が出てくるようで。「自分でこんな料理が作れた」ということは、自信や大きな喜びにもつながっているようです。

また、
子供達だけで「月に1回、夜ご飯を1週間つくる」ということを数ヶ月続けただけで、娘と息子2人ともが「毎日毎日、3食作るって、すごい大変なことだね。。。」「お母さんマジで凄いね。。。」と。

親が毎日当たり前にしている「3食、家族の食事を作る」という行為に対して、こどもたちが自然と「尊敬、感謝」というものを感じるきっかけになっています。

あと、面白いのが
娘は料理は「好き」だけど、「3食分、毎日毎日できる気がしない、、、」と今から絶望的に感じていたこと。

「一緒に暮らす人が、『料理好き』な相手だったら、好きで作ってくれるし。一緒に作るのもこうやって楽しいし。「お母さんだけ」が毎食作る必要ないんだよ。やりたい人、好きな人が基本作ったらいいのよ」と私が伝えると、「そうか!そうだよね」と

中1。多感な時期。将来のことも、だんだん感じたり考えたりする時期になってくるので、なんとなく、そういうことも「食」を中心に話が拡がったりしています。

料理を通じて学べることは本当に多くて。
その一つに、「生活力」があると感じています。


こどもたちに「夜ご飯1週間」を担当してもらう時は
最初のうちは「お手伝い感覚」として始めてもらっていましたが
徐々に「考えること」「考慮してみること」を増やして、
食事の内容から・献立・調理を全部2人に任せるようにしました。

そういう感じで進めていき、調理も自分でするようになってきて。
そうすると「スーパー」での興味関心や、疑問に思うこと、質問、こちら側も「教えること」が変わってきて。

食材が無駄にならないようにするには?とか。
どのスーパーに、何がどのくらいの値段で売っているのか。
どのスーパーに同じ「欲しいもの」でもどんな種類、メーカー、価格帯のものが売っているのか。
鮮魚や生肉の質。
いつ頃になったら商品が「値引きされる」のか、とか。


スーパーは色々「学べること」がいっぱいで。
自分たちの「生活・暮らし」に根付いているものなので、
「自分たちの暮らし」について、リアルに感じたり考えたりすることができます。

「学校に行かないと勉強できない子になる」

という、

世間の不安に対して「漠然と不安、負い目」を感じていた2人でしたが、学校に行ってなくても「勉強できる」「学べる」「成長できる」「自信が生まれたことがある」と、体感で知ることができたことは、2人にとってとても嬉しい現実になっているようです。



毎日「同じようでいて、同じではない」毎日。


感じて、考えて。

めいっぱい生きたいと思います。

今後、母子共に「自分らしい幸せ」を諦めず、希望をもって生きていけるための具体的なサポート活動を拡げていきます。そのための活動資金にしますので、ぜひお気持ちいただけたら嬉しいです。応援よろしくお願いします。