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「みんなが楽しそうだから大丈夫」小規模特任校への転校決定

毎日が怒涛のように過ぎ、小規模特任校での体験2週間が終了しました。1か月の不登校からの小規模特任校に体験をした小3のHSC息子ちゃん。

2日目からは泣かずに登校できました。そして2日目には、

「今日は算数の授業でみんなの前で自分の意見が言えたよ!」

と。本人、これまでの人生で出来なかった初の体験が2日目にしてできて、とっても嬉しそうでした。私もおったまげました!!

その後もクラスでの様子は、トランペット20個分になったり、25個分になったりを推移しましたが、慣れてきた2週間後には、トランペット14個分と言っていました。

途中収穫祭や、マラソン大会もあり、みんなで焼き芋や豚汁を食べたり、コロナ自粛中から家に引きこもり気味だった息子も、練習2回でマラソンも完走出来ていました。体力もあることに安心いたしました。

3日間の連休明けの登校には「どきどきする・・・」とちょっとめそめそしたりもしましたが、行ってみると、お迎え時には、もう本当にすっきりとした顔で「行けた。この学校にいく」と意思も固めていました。

子どもって本当に環境が合えばこんなにも生き生きするのだなぁと、今回の不登校からの、小規模特任校の経験を通して、実感いたしました。

5人のクラスには、いろいろなお子さんがいて、にぎやかなことも多いようなのですが、人数が少ないことに加え、「みんなが楽しそうだから大丈夫」と、息子は言います。トランペットの音の大きさには、人の多さだけではなく、周りにいるお友達や大人がニコニコしているか、楽しそうにしているか、そんなことも感覚過敏だけでなく、洞察力や共感力もあるHSCちゃんには、感じられるのかもしれません。

送迎はやはり時間がかかり、夫婦で本当にフル稼働ですが、「ここが自分の居場所だ」そう、心から望んでいる息子に教えてもらったことがたくさんありました。

親は、子どもに着いていく それがちょうどいいと、改めて実感いたします。

学校のこともたくさん話してくれるようになり、どれもこれも彼からでてくることは、私たち親にとっても初めての経験で、嬉しい気持ちになっています。

転校手続き、その後も日々の生活で慌ただしい毎日が予想されますが、新しい生活を楽しんでいきたいなと思います。 
写真は、体験1週間目の最終日、息子が授業で書いてくれたお手紙です。

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