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目に見えないところに特性がある子どもの伸ばし方

今日は、中2の長女のお話しを。

長女が数年前からお世話になっている、子どもに寄り添う大人の方とお話しをする機会があった。

その方から直接、母の私の方に連絡があって、「●●ちゃんと久しぶりにお話ししたいから、オンラインデートしたいんだけどっ」て。(この方は女性です。)

娘も久しぶりに話したがっていたので、試験が終わり、部活発表会の間の週末、オンラインでお話しすることが実現しました。

娘と話をした後日、その方の気づきを私にもシェアしてくださりました。

どうにもならない気持ちを絵で表現するというその方。

私からみると、とても感性豊かな、入り組んだ感情をとっても明るく世の中に表現している方。子どもにとって安心できる方。私にとっても安心できる存在。3年前かな?キャンプに行った時に、唯一娘が●●ちゃんとちゃん付けで呼んでいた。(子どものお友達かと思ったら大人だった。)

お話しをしていて、今まで子どもたちには、学校や保育園、習い事といったコミュニティーと家族以外に、お金が発生しないで所属した、コミュニティーやつながりがなかったのだなぁと気づきました。

今回、本当にはじめて人生でこんな風にただ連絡をもらって、ただ子どもも私もお話しをさせてもらって・・・

こんな風に、人間関係を持ってもいいのだなぁと、知ったのでした。そして、すでに今、私は、HSP未来ラボという、ただいるだけで安心していられるコミュニティーに所属していることに、今さら気づいたのでした。(気づくのが、遅くてすみません。。。)

ただ一緒にいたい、話したい。一緒に何かを創造したい。それが依存した関係でなければ、「私はこう思うんだ」「私はこうしたいんだ。こうなったらいいと思うんだ。」「そうなんやねー」「●●ちゃんはこんなところが素敵だね」「これから、どうしようか?どうしたい?」とお互いにただ話して、ただ聞く。そんな関係や場はだれでもいつでも、持てるはずと、思いました。それが、自分の半径3メートル以内(オンライン含む)で実現したらいいよね!って思いました。

「また、いつでも連絡頂戴!」「ありがとう!」そうzoomを切ったのでした。

我が家の子どもはかなり内面世界に豊かです。絵や劇でそれを表現することはできるけれど、絵や劇が得意なわけでもないかもしれない!

年齢があがると共に、歌や劇だったものが、文章や言葉で発することに変化してきている様も感じます。

本当には内面の感情、心のことに興味がある我が家の子どもたちの場合。また、洞察が鋭く、いろいろなことがわかってしまうが故に苦しんでいる。相手の感情を深く理解するが故に、言えない。

そんなことをどう社会と折り合いをつけていったらいいのかなと、考えました。

中学であれば、給食の量が多すぎて、毎日食後に帰宅後お腹を下している。

自分に必要な分量だけを食べたいと言えない。自分だけ特別扱いしてもらうのはいやだから。

でも、これって、おそらく彼女が言い始めたら、みんなが助かることで、みんなが彼女についてくる。みんなの中に自分も確かに存在している体験ができると思うんですよね。

疎外感を感じながら、我慢して学校に行くのではなく、みんなにとって助かることは気づいていたら勇気を出して、言ってみる。

書いてみる。それが、洞察系が鋭く、絵や音楽で必ずしも表現することが楽でない子どもには、挑戦できることかもしれません。

絵も音楽もできなくもないけど、でも、すぐにできるほど得意なことじゃない。

とりあえず、みんなの前でなくても、今いる組織の中で、この人ならという人に、例えば

「(担任の先生との面談で)言ってみる」 「(学校の日記に)書いてみる」

をやってみたら、独りぼっちじゃなくて、みんなとつながれて、穏やかな毎日を進めるんじゃないかなと、思い、話して見守っています。

中学生だけど、見るに見兼ねて、給食に関しては、親の私が出ていこうか正直迷っているのです。HSCちゃんだけど、本人の生きる力を信じて待っていたいなーって思ったのです。

本人が、言う、言わないは、「みんなに役に立つかどうか」この視点があれば、彼女はできるんじゃないかなって思うんです。

HSCで内気で、でも、強い意志と信念がある娘だからこそ、彼女の特性を生かして、外に世界に出して行ってほしい。不機嫌丸出しの登校から、ワクワクする学校生活へ。自らの力で、シフトしてほしいなって思います。

写真は、最近小3の息子が学校から借りてきて読み始めた本。「ママ、身体のどの部分にも心はあるんだよ」と、本を読んで言い出した息子ちゃん。本なんて興味なかったのに珍しいと思ったら・・・この本、家にもあって、長女が小4くらいのときから、小6くらいまでバイブル的に読んでいた本でした。ふたりは、似ているんだな・・・と感慨深くなったのでした♡

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