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先週正式に、小規模特任校への転校が完了しました。元からいた小学校。クラスに1か月入れなかった。でも、「このままいなくなるのは、感じ悪いから最後に挨拶だけ行きたい」という息子。

担任の先生に転校手続きと最後に挨拶に行きたい旨お伝えし、アポイントを取りました。

写真が最後に息子が皆に書いたお手紙です。

そして・・・一緒にひとりひとりへのプレゼントの準備。

鉛筆と消しゴムと、小さなティッシュを詰め合わせた封筒。週末に自ら一人一人丁寧にラッピングして、ひとりひとり「ありがとう」の手書きのお手紙を入れて、完成させました。

これまで全員の前で発表するとなると、緊張して泣きそうになりながら、できなかったりなんとかその場をしのいだ・・・という息子。

こんなこともあったということは、新しい自分に合った環境に出会えてからはじめて、親にも話してくれました。

「そんなことがあったと話せるのは、もう、そのことが過去になったからだね。昇華しているから言えるんじゃない?」いつも温かく見守ってくださる、会社の先輩からもお言葉をいただき、「そうか、そういうことか・・・」母親の私も腑に落ちたのでした。

最後の登校日、挨拶できるかな・・・と見守っていましたが、担任の先生にくっついてすたすたと教室に入り、手紙をさっと出して、全員の前で読みました。(もう、号泣でした・・・私・・・)ひとりひとりにプレゼントを手渡し。

「写真はとっていい?」という先生に、しばらくの間のあと、「嫌です。」と、NOのお返事。今まで声を出して答えられずに、何でもうなづいていた彼が、NOと言っている姿に、「あー、もう彼は大丈夫だ。」と、心から安堵したのでした。

もうみるみる今まではなんだったの?という彼の変わりっぷりに、家族もみんな、本当に本当に驚いてます。

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