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下関から関釜フェリーに乗って子どもと釜山を旅してきた記録②準備編【2】

準備で一番大変だったのは、子どもたちのパスポート申請である。低予算がモットーながら、パスポート費用を入れるとかなりの出費である。

でもパスポートを持っているというだけで、彼らの可能性が一気に広がっていく気がした。いつでも海外に行けるというのはこれからとても大事になってくるかもしれないし、そういう感覚をもっていてほしいなと思う。そういうことで、未来への投資も兼ねたパスポート代はパパにお願いした(笑)。

しかしまあ子どもたちのパスポート申請手続きが思っていたよりとても厄介だった。親が申請するにも代理人署名が必要で、さらに複雑な事情がある我が家は子どもが署名する箇所もある。

事前にPCで申請書を作成印刷し、完璧だ!と思って持ち込んだにも関わらずちょっとしたミスが続き、正式に受理されるまで3回も窓口へ通う羽目になった。

そしてパスポートを受け取る際には子どもたち本人が行かなくてはならない。平日には行けないため結構ハードルが高かった。

窓口の方がとても丁寧で親切だったことだけが救いだった。その節はご迷惑をおかけしました。おかげさまで無事に渡航できました!(涙)

釜山での宿泊はすぐにここだ!と決めた。

リゾート地である海沿いの海雲台(へうんで)にある東横イン釜山海雲台2。釜山に行こうと決めたのも、ビーチが決めてだったサーファーな私である。行きたいなと思った観光地も海雲台寄りに多くあり、ここに東横インがあることに深く感謝した。

ちなみに東横イン釜山海雲台1は現在予約を受け付けていない。立地も地下鉄を使うならば海雲台2が便利。東横イン、海雲台にある他のホテルに比べるとやはり圧倒的にコスパが良い。さすがだ。

一人ならば格安の行くまでよく分からないホテルでもいいけれど、子どもたちと一緒ならば確実になるだけ快適で、安心に過ごせるホテルがいい。

しかも小学生添い寝無料、朝食無料。安定と信頼の東横インクオリティだ。何かあっても頼れそうな安心感がある。このホテルにはなんとオーシャンビューの部屋もある。オーシャンビューではない部屋との値段差は私が泊まった時は3,000円くらいだった。

この値段でオーシャンビューはかなりコスパがいいとは思うが、何より低予算がモットーなので、迷わずオーシャンビューではないツインルームを予約した。添い寝が出来なくなる日も近いだろうな(涙)。

船、パスポート、宿を予約したらあとはもう行くだけだ。ぼーっとしているうちにあっという間に時間が経っていき、いつものことながらあまり調べることもしないままだった。

唯一の頼りは口コミである。ありがたいことに私はとあるK-POPグループのファンで、オタク仲間たちには何度となく韓国に通っている強者たちが勢ぞろいである。福岡には釜山マニアの友人もいた。あそこが良かったよ、おいしかったよ、ここが良かったよ、これ使うとお得だよ。口コミを頼りにネットで情報を集め、予約が必要なものを予約したのは結局渡航3日前だった(笑)。

今回は「地球の歩き方」もちゃんと子どもたちと一緒に買いに行った。釜山はガイドブックがほとんどないこともわかった。「地球の歩き方」くらいにしか情報はほとんど掲載されていない。ネットでよく調べないと分からないことが多い。

今回は子どもたちがいたのでネットでも調べたが(3日前にw)一人だったらほとんど何もせずに渡韓していたかもしれない。仲間たちの経験に感謝である。

教えてもらったのは、ビジット釜山パスという釜山のメイン観光地の施設を回ることが出来る海外の人専用のお得なパス。行きたいなと思った観光地や乗り物はほとんどこのパスで回れることが分かった。

最初の施設を利用してから24時間好きなだけ施設などを使えるものと48時間使えるもの、もしくは3つの施設を利用できるものと5つの施設を利用できるものの4種類に、スマホ型とカード型がある。子ども料金はない

ここまでは調べてみたものの、実際行きたい施設や乗り物の料金とパスの値段の比較をしないとメリットが分からず、これも予約をしたのは渡航2日前だった(笑)。実際に何を買って何に使ったかは出発後の記事に書こうと思う。

https://www.kkday.com/ja/product/138477-non-koreans-only-24-hour-48-hour-visit-busan-pass-south-korea

こんなずぼらな私が唯一念入りに準備したことがあった。それはスマホのネット回線。

海外でも20GBまで追加料金など何もなしで月額料金のまま難しい設定もなく使えるahamoにキャリアを変更した。

前回のソウル旅では、私が契約していた楽天モバイルがそのまま韓国でも使えるとのことで、試しにesimもwifiも準備せず楽天モバイルを使ってみたのだが、どうも回線が遅く、不慣れなのもあったと思うけど、ナビが使いにくかった。

それに楽天モバイルは海外では当時は3GBまでしか無料で使えず、もし超えてしまったらという不安もあった(全然余裕だったけど)。ちなみに現在は2GBまでになっているらしい。

ただ、キャリアをそのまま使えて他に準備をなにもしなくていいというのは、ずぼらでネット設定などにとても苦手意識がある私にはこの上なく素晴らしく、楽だったのは事実。楽天経済圏にメリットを感じなくなっていたことや、自宅での回線の問題があり、ahamoに入れば格安なahamo光に入れるメリットもあり、思い切ってahamoに乗り換えをした。もしかしたら今回これが一番大きな準備だったかもしれない。

また、今回は到着した初日は宿泊場所の海雲台とは反対側にある地下鉄が通っていないエリア(甘川文化村、松島海上ケーブルカー)に行こうと思っていたため、スーツケースをどうするかぎりぎりまで悩んでいた。

国際フェリーターミナルから徒歩10分ほどの釜山駅にたくさんロッカーがあることはわかっていたけど、スーツケースを取りに行くためだけにまた釜山駅に戻るのは面倒だったし、とはいえ韓国特有の坂道のでこぼこ道を持ち歩くのは無理だった。

どうしようか悩みながら前日にたまたま見つけたブログで、フェリー港や釜山駅から宿までのスーツケース宅配サービスがあることを発見。

え!?めっちゃいいじゃん。え、でもほんとにちゃんと届くのかな、大丈夫なのかな・・・と調べたら、色々と教えてくれたオタク仲間から聞いた「kkday」アプリにそのサービスがあった!

日本語で予約出来て日本語で返信が来る安心感(kkdayが業者に手配して仲介してくれている)!しかも私が大好きで読んでいるソウル旅の達人のブログにも空港からの宅配サービスのことが書いてあり、がぜん使ってみたくなった。よし、決めた!前日ギリギリに予約(笑)。これが後でまた騒動の種になるんだがね・・・笑

https://www.kkday.com/ja/product/31250


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