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Juneお散歩&冒険記③

私が暮らしているところは、京都市の中でも北の方に位置し、
左京区というエリアの中でも、人の暮らす集落と山との間にあります。

今(21時現在)もアトリエでnoteのマガジンを作ったり色々整理したりしていたら、山の方から物音が聞こえてきます。

獣が乾いた落ち葉を踏むような「カサカサ」という音と、破竹なのか筍なのかを食んでいるような「シャリシャリ」という音です。

夫がきゅうりやトマトやハーブを育てているのですが、今年は鹿に全部食べられてしまったので、自宅は獣たちの格好の餌場となっている様子です(苦笑)。

もちろん近隣の人の気配も、近くを通る叡山電鉄の物音もするのですが、夜になると一番気配がするのは獣のもの。

そんな私の自宅周辺はご想像の通り、一歩踏み出すと”森の中”です!


6月12日


一番近場の公園へと行ってみた!



最近の休日は、アトリエに籠ってずっと絵を描いたりしていました。
実は、その絵を描く作業がようやっと今日の午後にひと段落つけることができた今日は記念すべき日となりました。(詳細は、またお知らせできるようになるまでお楽しみにしていてください♪)

そんな正念場だったのですが、今日は娘二人もアトリエに来ていました。
上の子(14歳)は勉強、下の子(4歳)はお絵かきとDVD鑑賞。

私といえば、気合を入れて作業していた(とっても大事なところを描いていた)ので、作業中は下の子の相手をろくにしてあげられませんでした。

なので、作業が終わったら「公園に行く」約束をしていました。

夕方になり随分と待たせてしまいましたが、作業を終えてから下の子と二人で公園へ「レッツゴー♪」行ってきました。

何せ山の中なので、広い公園なんかは近くにありませんw

けれど、ちょっと素敵な公園を目指してお散歩に出ました。


白龍園



叡山電鉄の二ノ瀬駅手前の陸橋。”撮り鉄”のお兄さん方をよくお見かけするスポットです。

自宅は、叡山電鉄の市原駅と二ノ瀬駅のちょうど真ん中あたりにあります。

二ノ瀬駅は、叡電の駅の中で一番降りる乗客が少ない駅なのではないかと思うくらいに、マイナーな駅です。

叡電通の人でも、この駅で降りたことのある人は本当に少ないのではないだろうかと思うくらい山の中にある駅です。

この写真にある陸橋を少し山手に登っていったところに、白龍園という私設のお庭があります。

夕暮れ時の白龍園

こちらの白龍園は以前テレビで特集を組まれたことから、少しづつ訪れる方が増えてきていますが、普段は一般公開されていません。
けれど、四季折々に素晴らしい表情を見ることができる素敵なお庭です。

春の白龍園


道すがら


白龍園さんからさらに山の方(貴船さん方面)へと歩いて行くと、川沿いにずっと民家が続いていきます。

数年前までは、この細い街道が”鞍馬街道”と呼ばれて貴船や鞍馬へ行く観光バスなどの通り道となっていました。

細い山道。

数年前にトンネルができて、交通の便が良くなりこちらの街道はほとんど車が通らなくなりました。
こんな細い道で、観光バスや京都府営バスや観光客の車がごった返していました。

薪ストーブの備蓄ですね♪

冬は雪山になるこの周辺。
本当に寒いので、薪ストーブが切実に欲しいですw。

薪ストーブを使っている友人も、間伐材などを山からもらってきて、薪を斧で割り日当たりの良い小屋に積んでいます。
薪ストーブの暖かさと炎の美しさがとても素晴らしいので、いつか自宅にも導入できるといいなぁとずっと憧れています。

この辺りには炭焼き小屋があったり、著名な京都の西陣織の”すくい織”という手機を使った着物作家さんがいらしたりと、なかなか個性的な隠れ里的な土地です。


少し進むと、こんな京都市による看板が。

大量の埋蔵銭が発掘された場所らしい!

推定埋蔵年代は、南北朝時代の1340〜1360年代。
最古銭がB.C .187年代のもの、最新銭がA.C.1310年代のものということです。
中国銭38,075枚、朝鮮銭2枚、日本銭264枚、不明銭23枚の合わせて38,364枚が出土した様子。
なぜこんなにたくさんの中国銭が…?どんな経緯でこの地に埋められたのか(京都市内といえど、かなり山奥よ!)今となってはわかりませんが、歴史の狭間を垣間見たような気分となりました。


公園


自宅から約10分くらい歩いたら公園にたどり着きました。

小さな公園

とても小さな公園ですが、貸切状態なのでのびのびと嬉しそうに遊んでいました。

ちょっと前まで、ブランコにもろくに乗らなかったのに、今日は一人で上手にブランコに乗れるようになっていました。

だから、私もブランコの漕ぎ方を伝授しましたw。

お馬さんパカパカ。
そろそろ陽が落ちてくる頃。17時前ですがまだまだ明るい。

人見知りが激しい下の子なので、誰もいない公園ではやりたい放題でした。
たまには、こんな時間もいいものですね。


川辺


帰り道は、行きとは別の川沿いのルートで帰りました。

川沿いの道
川の流れがとても美しいです。


鞍馬と貴船方面の二本の河川から流れ込んできた水流が合流している鞍馬川。

もう少し暑くなってきたら、蛍なども美しく舞う川です。

今年はまだ涼しくて過ごしやすいこの頃ですが、陽も長くなり太陽の季節がもうすぐやってきます。
夏になると茹るような暑さの京都市内ですが、この辺りは夕涼みするにはもってこいのお散歩道です。

(あ!夜になると真っ暗闇なので、懐中電灯は必要かもですがw)

アトリエ周辺のお散歩も気持ちがいいです。
京都にお立ち寄りの際は、遊びに来てくださいませ。
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フランスからスペインに抜けて進む、サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼旅へいつか出たいと思っています。いただいたサポートは旅の足しにさせていただきます。何か響くものがありましたらサポートお願いします♪