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千果 | A Butterfly Way
2020年6月28日 21:45
上の写真は、先日制作しておりました「古事記ちらし」の完成したもの。正確に言えば、こちらを細ぉーく裁断して、型(紋)にはめ込み、織りあがった時が完成といえるかもしれませんが…いや、もしかすると帯などの実用品は、締めていただいた方に寄り添うように使われて初めて完成するといえるのかもしれません。西陣織だけでなく、キモノの文化には、染めつけたり縫い込まれたりする柄の中に、様々な祈りが込められて
2020年6月25日 19:28
世間が動き始めたのと連動して、私たちの仕事もにわかに動き始めました。☆☆☆☆☆★☆本日の仕事は久々に創作的なもので、ちょっとおもしろい作業でした。様々な種類の紙を引っ張り出してきて、ちぎったり重ねたりしながら、45センチ×60センチサイズの土台の和紙の上にコラージュしていくというもので、わくわくしながら作業を進めているところです。さてこの、45センチ×60センチサイズのこの紙は
2020年6月7日 20:00
織物の面白さについて、何が面白いのかを伝えるのはむずかしいもの。いつもパッションだけが先にあって、具体的なことがちゃんと相手に伝わっているのか疑問が残ります。なので、からんだ糸をほぐすようにして、一筋づつ取り出すようにしてみたいです。☆ ☆ ☆ ☆ ☆織物の一番基本的なことは、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)による交錯とからみ方で平面を作るということ。西陣織の帯は約3
2020年6月5日 22:13
和工房明月は、京都市の北郊外にあるちいさな工房です。家業が帯のデザイン製造卸業を営んでおり、私と年子の姉とで、家業を継承していけるかどうか?瀬戸際に立ちながら試行錯誤の上で、2018年2月に立ち上げた「帯地にとらわれない」織物ブランド和工房明月(わこうぼうめいげつ)。私と姉のユニット名みたいなものです。明月(めいげつ)というのは、明るい月と書きます。父が作詞家の故岩谷登紀子先生から、名