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イトーヨーカドー津田沼店と明里さん。

千葉県にあるイトーヨーカドー津田沼店に行ってきた。
私にとっては全くもって縁もゆかりも思い出も無い店舗である。そんな店舗がもうすぐ閉店するのだそうだ。
これは店舗の閉鎖も伴う構造改革を実施しているためで、津田沼店は閉鎖する店舗
として選ばれてしまったようだ。
だけれど、私には縁もゆかりも思い出も無い為にダメージもゼロの店舗である。
そんな閉店間際のイトーヨーカドー津田沼店に行ってきた。

私はXで明里さん(@HANA_akesato)と言う方をフォローさせてもらっている。彼女は郷土史家としての活動をされていて、その熱量が半端なものではなく、その凄まじさに惹かれた私はその活動を遠くからこっそり見守っている1人のファンである。
そんな彼女が関わった津田沼店に絡めた展示があるというからには行かないわけにはいかなかったのだ。


展示を前にしてすごく良く調べてあって「なるほど〜」と唸りまくりであった。近くにいた年配の方も「そうだったそうだった!」や、これらの前で思い出話に花を咲かせている方も多くいた。沢山の人の心を動かす素晴らしい展示だと感じた。

私にとっては縁もゆかりもないイトーヨーカドー津田沼店だったのに、なんだか感傷的な気分にすらなってくるじゃないか。

私が彼女のファンというか、凄いなぁ。素晴らしいなぁと思っているのは内容が素晴らしいのは勿論のことだけども、やはりその熱量。
私も遠い昔にブログというかホームページを運営していた。それらは全てプライベートの時間を削って作っていたのでその凄さが身に染みてわかるのだ。
これって普通に社会人として会社勤めをしながらだと、仕事から帰って睡眠時間などを削りながら作っているはずで。また自分の趣味の時間はそれはそれで確保したりするとなかなかしんどいものなはず。
「好き」だからできることではあるのだけど、「好き」がしんどい感じになるのはそれはそれで良いことではなく。喜んでもらえると疲れは吹き飛ぶけれど、心無い言葉を浴びればダメージは大きく。相手は悪気がなくとも、扱っているテーマからして事実と違うと言われるだけでも私ならダメージを受けそう・・・。
私の場合は人とリアルに交わることを避けることで、自分の時間を確保していた部分が少なからずあって、彼女はリアルに交わりながらこうしたリアルなイベントとして発表の場に作品を掲示しているのは本当に凄いことだと思う。

書いてて思ったのだけど、ファンというか尊敬しているのだな。うむ。

「野球の才能はありません。でも、続けることが出来ることを才能と呼ぶのなら僕にはその才能があります」「小さいことを積み重ねる事が、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています」

・・・とは、私の大好きなイチロー選手の言葉。若い熱い熱量を持った人を前にして、私はそんな言葉を思い浮かべると同時に、私も頑張ろうと思ったりするのでした。好きなことを続けるのって、好きならできるでしょ?って思いがちだけど、案外大変なことも多いのだよ・・・と思うのです。

閉店ということをきっかけに、さまざまな思いを持った人たちが集まったイトーヨーカドー津田沼店。
私は別の意味でエネルギーをもらい、今日も明日も頑張るのです!

彼女はXでのポストと、Deepランドというブログもされているのだけれど、これもまた凄まじいのでおすすめ。

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