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染める

中学生の頃
『聖子ちゃんカット』が流行った

私もしたくて
知り合いの美容師さんに頼んでみた
「あの髪型ね、パーマかかってるよ」

学校の規則でパーマは禁止

「あ、あとね、あの髪型維持するにはね
毎朝、ドライヤーでね、云々カンヌン」

ダメだ⤵︎

何しろ、時間ギリギリまで寝ていたい

真面目なフリをする訳じゃないが、
高速破ってまでする髪型じゃないな

私は諦めて
ショートカットを続行した

学校中に溢れる聖子ちゃんもどき

ぼーっと眺めながら、あれを維持するために
みんな朝早く起きるのかぁ

と色気もなく思っていた。

高校生の頃
茶髪が流行った

校内暴力、学級崩壊が流行った時期
学校はあれまくっていた。

校則には「髪染め禁止」とあった

染めるのがダメなら、黒く染めるのも違反なんじゃないのかな

とか
反抗的に思ったりした

友人はこっそりとパーマと髪染めをしていた

でも、たいして学校はうるさく言わなかった。

気づくと、茶髪もぐりぐりのパーマにしてる生徒もたくさんいた

中には授業中、コテを使ってぐりぐりやっている生徒すらいた。

私のようにパーマもかけず、茶髪にもしない生徒は少なかった

私はやらないじゃなくて、やりたくない派だった。

先生と揉めるのがめんどくさかった。
校則さへ守っていれば、先生から、目をつけられずに済むから。
だが、一番、めんどくさかったのは親だ。

学校から親に連絡いけばうるさく言われる
それが面倒だった。

高校卒業すれば、髪を染めるのもパーマをかけるのも自由だ。それまで、辛抱すればいい。
そういう気持ちがあったから、誰かに
「真面目振ってる」と言われても、
バカだな〜、何も自分から目をつけられにいかなくてもいいのに、と思っていた。

その後、パーマをかけて、あえなく撃沈
まったく、似合わない
予想以上にキープが難しい。
二度とかけないと誓う

子供が成長して、
周りから、明るくなるよ
若く見えるようになるよ
と言われて
染めてみたら
家族から、
「似合わない」「アホぽく見える」と
大不協和音

やむなく断念

しばらく黒髪で通していた

が!

とうとう、その日が来てしまった!

そう!
にっくき、あいつが、やってきた!

チラチラと見え始めた白髪

問答無用、染めるしかなくなった

チラチラ見える白髪を隠すため
今は
茶髪にしている

チラチラではなく、しっかり(?)白髪に
なったら
思い切って
頭全部、真っ白にしょうかな〜
と、密かに企んでいる

あ!その前に
真紫もいいかな。

そして
丸坊主の夢も
諦めてないぜ!
ふふふ

校則に縛られてないから
なんでもありである

お楽しみはこれからだ
ふふふふーーん

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