見出し画像

夢列車

開け放った窓
ひんやりとした風が
ふわりふわりと

ひんやり風は
穏やかに
部屋の空気を冷やしていく

ふわりふわりと
ただよう空気は
夢への扉を押しあげる

そこには
夢列車が蒸気を上げていた

風に押されながら
乗り込むと

夢列車は汽笛をあげて
動き出した

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?