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想像力フル活用

お気に入りの美容室での出来事

そこの店長さんの雑学の知識は
半端ない

ちょっと話をふれば
たちまち語り出す

その語り方は嫌味がなく
むしろ、楽しい

そんな店長さんが
別のお客さんと話をしていました。

聞くともなく聞いていたのだけど

うん?ってなって
「耳ダンボ」

最近の小説の話をしていました。

こんな字よめるか!という当て字が増えたよね〜
(ふむふむ、確かにね)
回りくどい話展開があったり
(何なに?どういう事?)
必要以上の説明が多いんだよね
(そうそう!)

…と会話を聞きながら、
心の中で相槌をうちながら…

はて?私が書く小説もどきは?
ちょっと、やばくないか?

ちょっと、冷や汗💦

学生の頃の国語の授業
「作者の意図は?」の問題が大嫌い

そんなん、書いた人にしかわからんだろう!

「作者の伝えたい事は?」
作者に聞かなきゃわからん!
私はエスパーではないんだから!

と内心怒りながら
文面から必死に作者の気持ちを読み取ろうと努力しました。

作者は何がいいたいのかな?
私はこう思うけど

みんな感じ方が違うんだから
答えなんて
みんな違うんじゃないの?

答案用紙の答えは決まっていて
その通りに書かないと正解にはならない

読書感想文も嫌い。

「面白かった」「楽しかった」
で良くない?
私達は批評家ではないのだから…

その後、私と店長さんとの話も、
何故か、そちらに流れていき…

最近の小説は、背景の説明が多くて
うざったいという話になりました。

小説というのは文字を読んで想像を楽しむものだから、みんなが思う背景は違っていいはずで、そこを説明されてしまうと、それは、
小説ではなく、解説になってしまい、面白くない。
私が詩や小説(もどき)を書く時は、
私の想像を少し隠して、読み手が想像を引き出して楽しんで欲しいと思っています。

小説の実写化が難しいのは、
この「想像」の扱い方がデリケートだからではないのかなぁ

小説の実写化の良し悪しは
脚本家の腕次第
どれだけ、視聴者の想像力を引き出して
楽しませる事ができるか

みんながわかるように背景を描く
作者の意図を丁寧にわかりやすく、書いてしまったら想像する楽しみが半減してつまらなくなってしまう気がするけれど…

作者の意図は?の弊害なのかな…
なんて思ったり…

誰かと同じ「答え」じゃなくていいのが
読書。

想像力を使い、小説の中を旅する
色んな人の感想を聞いて、
2度楽しむって素敵な事だと思うんだけどな

さて
ところで
私の作る詩や小説(もどき)は…
偉そうに言ってるけど
まだまだですね😅

上手かったら
もう「作家」になってるはずですから🤣🤣

誰しも持っている「想像力」を
フル活用して、楽しい「読書の世界」を楽しみたいものです。

私の「想像力」をフル活用させてくれる作家さんは
万城目学さんと森見登美彦さんです。

機会があったら
読んでみてください

想像力、フル活用できると思いますよ

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