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大阪場所の春の嵐*相撲好っきゃねん

大相撲大阪場所が荒れている。

横綱の照ノ富士は肌にハリがないと思っていたが、早々に休場した。

東京国技館や名古屋場所だと、観客席をあれこれ眺めるのも好きだ。

大阪場所だと、なんか分かりやすいというか、、、
ともかく、取り組みに集中して見ることが出来て好きだ。

とはいいつつ、大村崑さんはいつも年を取らないように見えるが、92歳だ。

あの白い口髭の方は本当に大村崑さんなんだろうか。

いつも若さを不思議に思う。

観客席は気にならない大阪場所といっても、
毎日白い上下に白いハットのEXILEみたいな人は気になった。

今日はいつもの席ではなく、正面に陣取っていた。

いったい何屋さんなんだろう。


ともかく。

24日は千秋楽だが、トップを走る2敗の新入幕、
尊富士が救急車で運ばれていった。

新入幕力士優勝なら110年ぶりだと言うのに。

大物、朝乃山との取り組みを見ても、
どこらへんで足首がどうなったのか分からないが、
右足首がどうの、という情報。

小兵ではあるとはいえ、足が一般人並みに細くて頼りない。

大丈夫だろうか・・・。

大関、貴景勝は角番を脱出した昨日なのに、今日から休場。

昨日の取組後に座っている姿を見ても、どこかがどうにかなったのか、
汗が止まらず辛さが見て取れた。

力が強く粘りがあるものの、
貴景勝は腕が短いので、押し相撲が多くなってしまう。

勝てる技が少ない分、力をため込むしかなく、健康不安がありそうだ。

もういいんじゃないの・・・と私が家族なら言いたくなる。

今日の結びの一番、豊昇龍と琴ノ若の取り組みでは、
「策士策に溺れる」という感じで、豊昇龍が負けた。

琴ノ若が勝ったのではなく、豊昇龍が負けたとしか言えない勝負だった。

勢いづいて決まっていた上手投げを狙ったが、
琴ノ若の重さはびくともせず、そのまま琴ノ若の体重に押されて、
自ら土俵の外に倒れてしまった。

自滅・・・。

倒れたまま、しばし天を仰いだ豊昇龍の顔は(失敗した)と語っていた。

立ち合いの時にポーカーフェイスの力士も多いが、
琴ノ若と豊昇龍の2人は、どちらもその闘魂を表情に隠さない。

引退する前は、栃ノ心のその顔が好きだったが、
今は闘志あふれる美しい顔が惚れ惚れする力士がいなくて悲しい。

しいて言えば、豊昇龍の負けた後の清々しい顔は落差があって好きかも。

結局、優勝争いは若者2人の綱引きになる。

しかし尊富士のケガは大丈夫だろうか・・・。

千秋楽の取り組み相手は4敗の豪ノ山と決まった。

ケガが酷くなければイケそうだが、あなどれない相手だ。

二番手の、3敗の大の里は、豊昇龍が相手だ。

今日のこともあり、大関豊昇龍が意地を見せてくれるかも知れない。

同じ大関の霧島なんて10敗だし。

一体誰が優勝?

ああ、ドキドキする。

あっというまに勝負が決まる相撲、やっぱイライラせんで好きやねん。


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