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禁酒を約2年してみて思ったコト(2)

コロナの状況も収まって、少しずつ”飲み会”や”忘年会”の話が出てきたので、禁酒に関しての記事の続きを。

▼前回のnote

禁酒を始めた4つの理由と、禁酒後の結果。

前回は「禁酒を始めた4つの理由」について書いた。
この4つの理由について、それぞれどうだったか?!を振り返ってみたい。

1.気が大きくなっている自分が恥ずかしい。
  効果 5 ★★★★★
2.呑んだ次の日に激しく落ち込む。
  効果 4 ★★★★☆
  補足:落ち込む回数は圧倒的に減ったが、落ち込むときは、やっぱり落ち込む。
3.「あの人みたいには、なりたくないなぁ」と思っていた、酒飲みの方の年齢に近づいてきている。
  効果 2 ★★☆☆☆
  補足:酒癖以外にも老害ポイントは他にも多数あった。
4.建設的な話ができない。
  効果 5 ★★★★★

ということで、トータル的にはやっぱりやめて良かったのではないかと思う。


お酒をやめた当初、辛かったコト。

今は、心の底から「お酒をやめて良かった!」と思っているが、いきなりそう思えた訳ではない。私の心の中で、やはり紆余曲折があった。

1.友達付き合いが激減したコト。
私がお酒をやめてから、友達と会う機会も時間も減った。当初は寂しく思ったこともあった。「私は先に帰ったけど、みんなはまだ楽しく呑んでいるんだろうなぁ…」と切なくなり、寝付けず、無駄にスマホでyoutubeを見続けてしまうことも当初は多くあった。

「そんなんだったら、お酒をのまなくても、一緒に行けばいいじゃん!」と思うかも知れないが、アルコールが入っていない状態で、何時間も私は他人と過ごせない(笑)。ので、辛くともやり過ごすしかなかった。

2.ビールにあう食べ物と出会ってしまったトキ。
「嗚呼、、、これ、ビールがあったら、もっとおいしいだろうなぁ…」と思ったことは何回あるだろうか。。。ノンアルコールビールがあるお店だったら良いが、無い時は、頭からビールの存在を消すしかなかった。

一番キツかったのは、焼き鳥。笑。
私の好きな焼き鳥のお店はいつもノンアルがおいてあったので命を救われていたが、一度「切らしている」と言われた時のあの絶望感は今でも忘れていない。笑。

3.客単価を考えてしまうトキ。
特に、Barやライブハウスには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。(自分も商売をやっているので、過剰に思ってしまう部分もあるのだが)

何度か声をかけてもらったり、私自身もみんなに会いたくてBar等に出向いたことがあった。しかし、頼むのはソフトドリンクばかり。当然だが、ソフトドリンクで長居されては、客単がぐっと下がる。となると、お店に対して、申し訳なさでいっぱいになってしまう。

お店のためには何か頼んだほうがいいのでは?!と思うのだが、ウーロン茶はそんなには飲めないし、自分自身の事業資金の確保が必要なため、申し訳ないが投資的に注文することもできない。酔っぱらっていないので、冷静に自分のお財布事情も含んで考えられてしまう。

自分のお財布や、自分の進めている事業にとっては正しい判断ではあるが、この”楽しい場”に、自分の考えや行動が、冷や水を差しているように感じてしまい、「だったらそもそも行かない」「早く帰る」という選択を多くするようになった。そしてこの繰り返しが「1.友達付き合いの激減」にもつながった。

4.「たまには…」と吞んだ場で…。
「ま、たまにはいいか…」と吞んでしまった場で、やっぱり感情のタガが外れ、他者に激しくご迷惑をおかけしてしまったことがあった(2回ほど)。久しぶりに楽しく呑みたかったのに、あっと言う間にお酒に呑まれてしまった。やはり、お酒にずいぶん弱くなってしまっていたようだ。

自分で「やめる」と決めたことなのだから、自分で乗り越えるしかないのに、自分の欲望を満たすために気を緩めた挙句、他人に迷惑をかけるなど論外だ。

そして案の定、次の日、めちゃくちゃに落ち込んだ。それはそれは落ち込んだ。笑。今でも反省をしている。”なりたくない大人”になってしまった気分だった。

今は、完全克服。

今回はツラミな事を中心に書いたが、次回は、禁酒して良かった点を楽しく書こうと思う。禁酒したいな、と思っている方の参考になれば幸いです。

※飲酒を否定しているわけでは全くないです。お酒はおいしいものですので、私もまたいつか、楽しく呑めるようになれば…とも思っています。

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