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世界の料理ショー

YouTubeで料理チャンネルをよく観ているからであろう。ある日、「世界の料理ショー」が突然レコメンドされた。何となくクリックしたのがいけなかった。「なんなんだ!この料理番組・・・!」と調べまくってしまった。

1968年~1971年までカナダで放送されていたらしい。
日本語に吹き替えがされているが、カナディアンジョークと日本のジョークのツボが違うのだろう。「?!」と思う謎の笑いが、何とも面白い。(当時の翻訳家も骨を折ったのではないかと、個人的には思っている)

出演者は料理研究者のグラハム・カー、一人のみ。

小粋なトーク
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小粋なトークと料理
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試食(カメラ目線でうっとり顔で)
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エンディングで、グラハム・カーが観客席からお客さんを1名ランダムに選び、手を取ってステージにあげ、試食をさせてあげて終了。

というのが、一連の流れ。


料理も割と好きな方なので、海外のナイフの使い方や、よく使う調味料などを知れるのも楽しいが、一番の魅力はグラハム・カーのトークと音楽だ。

料理中はずっとしゃべっている。手順の説明だけではなく、まぁまぁ結構な下ネタをはさみながら、そして観客をトークでいじりながら進めていく。そして、料理中にワインを飲む。また、包丁もポイっと投げおく。

日本だと平野レミさんや土井善晴さんのような事なのだろうとは思うが、料理にあんな下ネタを入れてしまうのは日本ではご法度だろう…。

最後は、自作の料理をカメラ目線でうっとりしながら試食。次にそれを羨ましそうに見つめるお客さんの顔がアップで抜かれる。そのシーンがなぜか私のツボで、毎回笑ってしまう。

音楽は、恐らくカナダで放送されたままのもを使っているのではないかと思うが、謎におしゃん。笑。


私もダニエル・カーにステージに上げられて試食してみたい。
もし私を試食者に選んでくれたら、あのダニエル・カーのうっとり顔をカメラ目線でばっちり決めたります。

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