見出し画像

A_017 コミュニティづくりのためのサロン参加

みなさん、写真のオンラインサロンと聞くとどんな印象ですか?
「意識高い人の集まり」「お金掛けてまで入るところではない」「敷居が高い」「あのフォトグラファーが・・・」まあ、ネガティブなものからポジティブなものまでたくさんの意見があると思います。入る価値があるかは、もちろん個人の尺度・価値観なので強制することはないのですが、写真を始めた時に出会えるコミュニティは年代によって変わるため、この時代、新しいコミュニティに入る最高のチャンスと言えるでしょう。

1.実は僕も敬遠していた

そうなんです。僕もオンラインサロンなんてのは「意識高い人」が神と崇めるような写真家とつるんで敷居の高いことをやっているなんて思っていました。サロンに入っている人は、さも、その写真家と同じ目線で、サロンに入っていない人を下に見ている。まさにこの印象。
でもね、この考え方が間違っている。同じ思考で、門戸の広い人たちが待っている。そしてね、繋がれることでよりコミュニティを広げる可能性をこのサロンは持っていると感じたのです。

2.身近なコミュニティの所属しているからありがたみに気づかない

今、学生だったり、10代後半から20代前半(やっぱり学生身分だわ)の人は、「学校」や「サークル」といったコミュニティがあり、そこから派生で多くの人と関わることができます。そう、学生のうちは常に人と触れ合える時間・場所・機会が提供されているんです。でも、社会人になった途端に、疎遠になる人がいますよね。社会人になると時間が合わない、忙しい、会社との付き合いがなんて。そうやって、コミュニティが大きく変化して、気づけば定年。周りには会社の人づての知り合いしかいない。仕事を辞めてしまうとすっかり人付き合いがなくなるなんてこともザラです。

画像3


社会で言えば、学校や会社が、家族に次ぐ小さなコミュニティな訳です。常に所属しているとこの感覚が麻痺していく。いつの間にか、コミュニティ形成ができなくなっているのです。

3.写真という閉鎖的なコミュニティ

身近な写真だからこそ、意外と閉鎖的です。横で繋がっているようで、考え方や写真との距離感、年代でグループができてしまう。某meet的イベントに参加した時に、誰も絡んでくれない寂しさと言えばわかりますか?もう、完璧にそこに参加する人はコミュニティ(もはや村)が形成されていて入る隙がない。異物扱い。あれは辛かった。身内で盛り上がるなら、勝手に盛り上がってくれと。
この時、悪魔のような閉鎖性を感じました。今はどうか知りませんが。こんなコミュニティなら所属する価値もないし、むしろ、一人で開拓して撮り続けてもいいじゃないと思ったことさえありました。一種のトラウマですね。

画像4

4.酒の勢いで入ってしまった

オンラインサロンに加入する前、高橋 伸哉さん主催の写真教室が九州で行われました。知り合いにサロンのメンバーがいて、写真教室の後の宴席で「入れよー」的な流れで入ったのが懐かしい。これがきっかけで、コミュニティが広がったのは間違いないのですが、お酒の勢い怖い。
結局、写真の付き合いも人同士の付き合い。実際入ってみると、自分のペースさえ決まっていればしがらみというものでもなかった訳です。

5.写真に関わる人に素敵な場を提供したい

様々な付き合い方が、この写真というものにはある訳ですけど、すっごい芸術性が高い写真を撮るとか、カジュアルなものしか撮らないとか、そんなのに関わらずもっと楽しく交流したいと思うことが最近増えてきました。

画像2


僕自身がサークルやサロンを形成する気はないのですが、コミュニケーションを取る場を少しずつでも提供できたらいいなと思っています。SNSの良いところは、様々な人と繋がれること。新しいコミュニティを形成し続けることが良いと考えています。技術や考え方、機材がすごい人はたくさんいるし、それはそれでいいわけで、僕は、誰かと繋がれる場をと考えました。サロンやサークルに入って決定的に気持ちが変わったことはこれですね。

6.安くはない月額

サロンにしてもサークルにしても、会費があります。立派な社会人にとってもそれは安くはありません。でも、月額3,000円で一生付き合うかもしれない仲間と出会える(年代・性別・職種超えて)のは、大きなメリット。だから、入っているというわけではないんですけど、社会に出て「出会いがない」と嘆いているよりは格段に良いし、マッチングサイトで知り合いを増やす月額に比べたら安いです(共通性もないし、かなり課金されて本当にあれは苦しいはず)。
ここでの安くないは、コミュニティの提供だけではなく、金額相当の還元があるか?です。オンラインサロン(サークル)の中身は、ピンキリです。この価格で安い!と思えるような内容を提供してくれているところはバリューがあります。その逆もあるわけで、この価値を享受しようとしたらやっぱり自分で動くことが一番。動けば、毎月のサロン代よりもしっかりと価値を受け取れることは間違いないです。

画像1

さて、話が散らかりましたが、コミュニティを作るためのオンラインサロン。まずは扉を開いてみると良いと思います。決めるのは自分だし、出会いの中で、新たな発見は必ずありますから、自分の表現の幅と一緒にコミュニティも広げちゃいましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?