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#15 読書記録:今までと違う人材を入れるならグループで ―「任せ方」の教科書―

紙の本の冊数が多すぎる。本棚に収納しきれず、床に平積みになっていたりもしたけど、そろそろ本格的に整理を考えないといけない状態になってきた。全部残しておきたいが無理なので仕方がない。

ということで、とりあえずビジネス書を処分することにする。
3、4年前までは結構読んでいたけど、最近はほとんど買いすらしない。興味がなくなってしまった。そして、昔買った本はかなり溜まっている。
買った手前読まずには捨てられない(興味もないのに読むのは時間がもったいないのだが)。なので、読んで感じたことをnoteにまとめて、処分する。
いろいろ読んできたが、ビジネス書は、古典と言われる本以外、そんなに何回も読みたいと思える本があまりない。そして普段読んでいるような人文書に比べるとかなり短時間で読めるから、サクサク進む…ということで、さっそく一冊目。

タイトル:「任せ方」の教科書、著者:出口治明
所要時間:00:57

正直、任せるというのは難しい。自分でやった方が早いし、責任感が全くないメンバーに、こちらのメンタルをやられそうになったこともある。
そして、最近はそうでもないが、出口さんの書く本が結構好きでよく読んでいた。その出口さんの本ということで、何かヒントがあればと。

書かれている内容は、目新しいものはあまりない。著者の体験を踏まえて書かれているので、納得感がある人には合うと思う。個人的感覚としては、「そうなのか?」疑問に思うところも何点かあった(これは誰かに勧めるための文章ではないので詳細は割愛)

このような中で、一点これには同意と思ったのが、以下の項目

「自分とは正反対の人」はグループで採用する

部下を持ったら必ず読む「任せ方」の教科書P.176 出口治明著

ダイバーシティの文脈の中で出てくる項目である。
…そう、書かれている通りで、異分子は一人では戦えないのだ。一人で戦う異分子は、つぶされるか、もしくは、頑張りすぎて疲れてしまう。どちらかというと「異分子側」にいた期間が長かったし、結構しんどい思いもしたことがあるので、この考えは広く浸透してほしいと思う。

207ページある本の所要時間が57分。前回読んだ本は338ページで6時間半以上。
よく言われる、積読消化という言葉があまり好きではないが、ビジネス書に限っては、この言葉が当てはまるなと改めて思う。

とりあえず2日に1冊を目標にビジネス書を読んでいきたい。


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