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道に迷えば、
道を憶える

スマホなどのマップ機能を使うことで、本格的に道に迷う体験をせずに済む未来を生きているように思います。
能力は使われることで磨かれるのを考えると、これはあんまり良くない側面もあると思います。
僕も普段はスマホのマップアプリを活用し、行き先をチェックしたり、道順を決めます。
自転車で徘徊する時、たまにはあえてノープランで知らない道に飛び込みます。
偶然の出会い、意外なスポットの発見、まさかの場所に繋がる心地よさなど、迷って得られるエンターテイメントもあります。
行き止まりでしぶしぶUターンする不審者みたいになることもありますが…。
あえて道に迷うことで、点と点が繋がったり、繋がらないことを知り、頭の中で自分の「マップアプリ」ができるように思います。
これはリアルな道に限らず、いわゆる全ての「初体験」にも言えると思います。
やってみたら面白かった、やってみたら自分には合わなかった、やってみないと分からないことは多いですからね。
あえて道に迷うことは、その道のスペシャリストに繋がる道かもしれません。

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