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最悪 について

「最悪」と言葉に発することが出来る時点で、
それは最悪の事態ではない。

確か、福井晴敏さんの小説のどこかで書かれていた一節だったと思います。
「最悪」という言葉って、毎日のように、どこかで聞く言葉です。
本当に最悪な事態を想像すると、その十分に手前の事態でも気軽に発している言葉のように思います。
自然に「最悪」という言葉を発してしまった時、僕は「まだ最悪でもないな」と思うことにしています。


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