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勝ち方を学ぶ

負け戦の中で
勝ち方を学ぶんだ

元F1ドライバーでレーシングカー・ドライバーであるアレクサンダー・ヴルツ選手の祖父の言葉だそうです。
いきなり破竹の連勝街道を突き進む人も中にはいるかもしれませんが、人は負け戦でこそ成長の機会を得る気がします。
考えてみると、試合や勝負事に勝ったときって、自分の持てる力を100%は使っていないように思います。
出せていても99%でしょうか。
それに対して負けた時、それもどうにか勝ちたいと食い下がって負けた時は、自分の持てる力を100%発揮していると思うのです。
もしかすると100%を超える「火事場パワー」が出力されているかも。
で、結果、負けている。
長い目で見た時、100%発揮しなかった勝ちより、100%を発揮して負けた経験のほうが自分の肥やしになるように思います。
勝ったら勝ったで「なぜ勝てたのか?」という解析をするかもしれませんが、負けた時に「なぜ負けたのか?」の解析の方が、より気持ちも入る気がします。
負け戦こそ、次の勝利の源泉になる。
スポーツ競技の場では、時々見かけるドラマですし、社会での、例えば仕事の中でもそれは在る気がします。
「負けるが勝ち」という言葉の真意にも、その辺の解釈があるのかもしれません。

ヴルツ選手ご自身も、こんな言葉をのこされています。

どんなスポーツ選手も、一流や超一流に近づくと、哲学的になったり、宗教的になったり、達観した視座を得られるものなのかもしれませんね。

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