AKI INOMATA

現代美術家 プロフィール写真: Kenshu Shintsubo ヘッダー写真: Ke…

AKI INOMATA

現代美術家 プロフィール写真: Kenshu Shintsubo ヘッダー写真: Ken Kato

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    DMM.make AKIBAでモノづくりや事業を行う企業やクリエイター、アーティストなど”MAKERS”の皆さんの活動をご紹介していきます。

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最近の記事

アーティストのアーカイヴ実践

*上記の授業用につくったnoteを一部改変して公開しています. 1) アーティストの死後、どうなるか?例: 渡辺好明、中園孔二、篠田太郎、国府理、三上晴子 渡辺好明(享年54歳) https://www.yoshiakiwatanabe.com/ 中園孔二(享年25歳) 國府理「 水 中 エンジン 」再制作 プロジェクト https://www.kcua.ac.jp/arc/wp/wp-content/uploads/2020/12/EitW.re-creation

    • MakerCaseでアクリルボックスをつくる

      MakerCaseというサイトにアクセスすると、レーザーカット用の図面を自動で作成してくれるので、とっても便利. アクセスするとこんな感じ. 手順 1. MakerCaseにアクセス 2. 寸法を入力→自動で図面が作成される 3.できた図面をIllustrator等で開く 4.レーザーカッターで切断 5.組み立て 6. 接着 いろいろありますが、今回はボックスを選択.寸法を入力していきます. 図面をSVGファイルでダウンロードし、イラレ等で開いて必要に応じて修正

      • スライサーソフト

        ※このnoteは順次、加筆予定です。 Ultimaker Cure 無料でダウンロード可能 かなり細かい設定ができる 使い方はYoutubeに投稿されている動画がわかりやすい Z suite Zortraxで出力する際に使用 操作方法は簡単で、直感的に使用できる。

        • ありがとうDMM.make AKIBA

          2014年11月11日にオープンしたDMM.make AKIBA。 私はオープン当初から断続的に出入りさせてもらっており、特にニューヨーク滞在から帰国して、2018年にスカラシップに採択いただいてからの3年半は重要な制作拠点としてきました。本当にありがとうございました! さて、、この記事を読んでいる方は既にご存知かもしれませんが「2021年8月末」をもって、DMM.make AKIBAのStudioは閉鎖となることに・・・。 長年お世話になってきただけに、こんな最高な場所

        アーティストのアーカイヴ実践

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        記事

          3DスキャンデータをMeshmixerで加工して3Dプリントできるデータにする

          スキャンデータはそのままでは3Dプリントできるとは限りません。 そこで、データを確認、加工してから、3Dプリントしていきたいと思います。その際に、便利なのがフリーソフトのMeshmixerです。 Meshmixer ⓵スキャンデータを確認 Meshmixerを立ち上げて、ファイル>インポート>スキャンファイルを選択 上記は、石のスキャン例。 ②原点に移動する上記の画像のように、スキャンデータは当初あらぬ場所にあることが多いので、原点=(xyz 0 0 0 )付近に移動

          3DスキャンデータをMeshmixerで加工して3Dプリントできるデータにする

          iPhone12 Proで3Dスキャンする

          スナップ写真を撮る感覚で、気になった路上のものを3Dスキャンしたい。そう思って、iPhone 12 Proを購入しました。今までも、いろいろな3Dスキャナーを使用してきましたが、iPhoneでの3Dスキャンは手軽さの点で革命的だと思います。 LiDAR(ライダー)とは (iPhone 12 Pro 画像引用元:Apple website) iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max」、iPad Proには、背面のカメラ部分に「LiDAR(ライダー)

          iPhone12 Proで3Dスキャンする

          2020年7月~2021年1月活動報告

          開催中の展覧会 Broken Nature @ MoMA ニューヨーク 2020.11.21~2021 summer Broken Landscapes: Have Our Cities Failed? @ JUT ART MUSEUM 台北 (2021.1.9-4.18) 開催した展覧会 渋谷西武店 ショーウィンドウ・B館1F・オルタナティブスペース(2020.11.3~11.23) Photo: Naoki Takehisa 種子島宇宙芸術祭 @広田遺跡ミュージア

          2020年7月~2021年1月活動報告

          レーザーカッターについて

          今回は、デジタルファブリケーション機器の中で、特に使用頻度が高くてメジャーなレーザーカッターについて書きたいと思います。 レーザーを照射して、アクリル板などを好きな形に切り抜く機械、というと、「知ってる!使ったことある!」という方も多くいると思います。 まさに王道?のツールですが、実はそれなりに奥が深い・・とも思っているので紹介です。 特に、これから使ってみたい、ふんわりとしかわからない、という方へ。 ※ 2/1に記事の内容を修正しました。 レーザカッターとワット数赤VS

          レーザーカッターについて

          サンドブラストについて

          DMM.make AKIBAの企業家・クリエーター支援プログラム START LINEで支援いただいているINOMATAです。 DMM.make AKIBAでも私の使用頻度が高いサンドブラストについて、今回は紹介したいと思います。 サンドブラストとは? サンドブラスト(上記の機材)はコンプレッサーで砂(研磨材)を吹き付けることで、ガラスの表面をすりガラス状に加工できる機材です。 ガラス以外にも、アクリルや金属の表面もすりガラス状に加工することが出来ます。 サンドブラストの

          サンドブラストについて

          海の中で撮影してみる

          こんにちは、INOMATAです。 連載していたモノづくりログに比べると、今回はイレギュラーなのですが、最近、海の中での撮影に挑戦していたので、そこでの気づきを紹介させてください。 なお、私は水中撮影のプロではないので、本格的な撮影をされたい方にとっては参考にもならないと思うのですが、あくまで体験談として楽しんでいただけたら幸いです。 (上の写真は、種子島でお世話になった漁師の田中清明さんが潜っているところです) スキューバか? スキンダイビングか?スキンダイビングとは、シ

          海の中で撮影してみる

          3Dプリント出力時の設定

          前回に続いて、3Dプリントについて、紹介したいと思います。 この記事では3Dプリンタの中でも、家庭用プリンタに最も一般的なFDMに絞って解説します。(FDMについては、前回の記事を参照ください。) サポート材とはプリント時に樹脂を積層していくにあたり、空中に樹脂をとどまらせることはできないため、「支え」が必要になります。その支えを「サポート材」と呼びます。 上(図1):プリントしたいモデル(サポート材を非表示にした状態) 下(図2):サポート材つきのモデル 白い柱のような

          3Dプリント出力時の設定

          3Dプリント

          前回、前々回と、データづくりについて説明してきたので、今回は3Dプリントについて書こうと思います。 3Dプリントはデータさえあれば、前回の記事で紹介したように、DMM.makeの3Dプリントサービスなど、オンラインで各所に発注することが可能です。 ただし、即日欲しい時、調整を自分で行いたい時などを考えると自分で3Dプリントできると、やはり便利です。 私は現在、Adventurer3という機種をDMM.make AKIBAで愛用しています。 ※ 詳しくはコチラ 3Dプリン

          3Dプリント

          モノづくりログ 3Dプリント用のデータを準備するときの注意点

          こんにちは、AKI INOMATAです。 少し間があいてしまいましたが、モノづくりログ2回目になります。 前回、3Dスキャンしたデータを3Dプリントしたい場合、何をすればよいのか。 その最初のステップとして、3Dスキャンしたデータの取り扱いとチェックポイントについて書いていきたいと思います。少し内容的には地味なのですが、ここをクリアしないと3Dプリントできないので...! まず、前回スキャンしたデータを「STLファイル」として保存しましたが、これは特に3Dプリントする場合

          モノづくりログ 3Dプリント用のデータを準備するときの注意点

          モノづくりログ 3Dスキャナー

          こんにちは、美術家のAKI INOMATAです。 DMM.make AKIBAのスカラシップの報告として連載していたモノづくりログですが、noteに場所を変えて再開することになりました。 というか、完全に更新が滞っていました。すみません…! 2020年3月より、月1連載となります。よろしくお願いします。 さて、今回はDMM.make AKIBAで私が多用している3種類の3Dスキャナーについて紹介します。 ↑ ビーバーがかじった木を3Dスキャンしたデータです。 ↓ スキ

          モノづくりログ 3Dスキャナー