『ライフ・イズ・ベジタブル』で知る起業の裏側

『ライフ・イズ・ベジタブル―オイシックス創業で学んだ仕事に夢中になる8つのヒント』を読みました．

オイスックス創業者である高島さんの著書．

オイシックスは親が利用していたが，パッと彗星のごとく出てきてあっという間に有名になった会社ではなく，その裏にはー当たり前だけどー泥臭い努力の積み重ねがあったと知ることができた．

タイトルにある”夢中になるヒント”という意味では，周りを利用することを学んだ．

利用すると言っても，相手に不利益を与えるという意味ではない．

例えば，自分ごとにするために，想像しやすくするために，周りの人を登場させる．オイシックスは，自分の大切な人に食べさせることことを想定しているから，美味しくて安全なものを提供し続けられるのだと思う．

例えば，達成した目標を仲間に約束することで決心を強くしたり，逃げられなくする．高島さんはサンクチュアリ作戦（漫画『サンクリュアリ』を読んで思いついたことに由来．大学生卒業時，一度就職するけど3年後に再結集し企業することを仲間と誓ったこと）を決行することで計画通り起業できた．