日本人が投資をしなければいけない本当の理由
今回は、日本人が本当に投資をしなければいけない理由について話していこうと思います。
1定期預金の本当のリスク
なぜ、私たちは投資を始めないといけないのか?
投資を始めている人は、みんな目的があって始められていると思うんですが、
大体が経済的自由になるfireと呼ばれる状態になりたいがために資産形成を始められた方もい多いと思います。
ですが、それ以前に投資を日本国民が始めなければならない理由があります。
それは、定期預金の利息は0.01%です。なので、物価が上昇すると、インフレ負けをしてしまうという可能性があるのです。
経済と適度なインフレを保ちながら成長していくので、資産を定期預金に預けるという事は、常にインフレのリスクを背負っているという事になります。
定期預金に預けているお金は、一向に増えることはないですが、物価は上昇し続けます。
ここで気づいた方もおられると思いますが、そうなんです、定期預金に預けていれば少しずつ目減りしていくのです。
定期預金に預けているお金は、本来物価の上昇スピードと同じ速度で増えていかないといけませんが、物価上昇スピードの100分の1でしか増えていきません。
日本の政府と日銀は、インフレ率2%台を目指しています。
なかなかこの数字はなかなか達成されませんが、今後も政府は物価を上げようとしてきます。
つまり、最低でも物価上昇率2パーセントを超えるような資産に変えておかなければなりません。
一応日本の物価上昇率を表したグラフを見てみましょう。
1990年代に3%、1998年に1.8%、2014年に2.5%、に跳ね上がっています。
コロナショックでまた、0%、付近まで下がってきているのが分かると思いますが、0%付近になると反転しているところも見られるので、今後は物価が上がっていく事が予想されます。
そのうち、2%も達成するでしょう。
このように、資産を日本円にしておくことは、インフレリスクが常にあるという事を知ってほしいです。
2日本の税金上昇率
続いて、日本に住んでいる国民は、税金を払うのが義務です。正社員である人たちにかかる税金、所得税、住民税、社会保険。
これらの、税金は年々増えています。
こちらのグラフは、日本の所得税率を表したグラフです。
日本の所得税は累進課税制度になっており、稼いだ金額は多くなればなるほど税金がとられます。4000万以上稼ぐと45%もの税金がとられます。半分もの金額が税金でとられるのです。
日本において、会社員で昇級しても税金の税率は上がっていきます。
これだと、まじめに働く方がおかしいですよね?
続いて、社会保険です。これは、1953年~2019年までの社会保険上昇率を表したグラフです。
1953年2%台から始まった社会保険料は、2019年なんと10%越えです。
この66年間で、5倍以上もの社会保険料が上がっていたんですね。このきれいな右肩上がりは恐怖でしかないです。
国民年金の過去56年チャートです。
これを見て皆さんどう思いましたか?
ぞっとしますよね?1961年は100円~始まり今では、直近の2017年では、16000円台で当時の160倍です(笑)。
これはもうハイパーレバレッジとしか言いようがありません。
このように、日本に住んでいる限りは、税金は右肩上がりに上昇していきます。
給料も上がらない上に、物価も上昇して、お金の価値が下がっていくこの板挟み状態から日本国民は自分で気づき資産を日本円から、変える必要性があります。
3これから資産運用は必須。
それが、米国に連動している、インデックス投資を始めることです。
なぜ、米国株なのかというと、それは、他の国より安定しており、きれいに右肩上がりになっているからです。
一応他の国と比べたグラフを見ていきましょう。
青が米国株で、黄色が新興国になっており、その他の先進国が赤になっております。
米国株が他の株式より大きくアウトパフォームしていると思います。
これは、アメリカに上場しているGAFA と呼ばれる巨大IT 企業が牽引しているからです。
この先も、テクノロジーの進歩が世界にイノベーションを与えると思っているので、米国株一択で十分でしょう。
米国株だけでは心配という方は、米国株50%、その他の株を50%保有しておけば大丈夫です。
何より、この日本において日本円以外の資産を持つという事が一番大事になってきますので、投資が怖くて始められないという人は、一歩進んでみる価値は高いと思います。
今回は、以上になります。また、有益な情報を発信していこうと思っていますので、気に入っってもらえたら、フォロー宜しくお願いします。
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