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GlobalのDevRelとは。 DevRelCon London に参加してきた

こんにちは、ファインディの山田GOです。
ファインディで、DevRelとしてオンラインイベントの企画や開発生産性Conferenceの主宰を務めています。
今回、9月4日(月)〜9月8日(金)までロンドン🇬🇧に出張してイギリスで開催された2つのカンファレンス(Civo Navigate・DevRelCon London)に参加してきましたので、この記事では、DevRelCon Londonについての記事を書きます。


きっかけは1通のメールから(背景)

DevRelCon London への参加は、1通のメールが始まりでした。ファインディのDevRelとして開催しているイベントの成果がDevRel Awardにノミネートされた、というもの。

Best Regional DevRel Programというタイトルにて最終選考の3選に選んでいただきました。

DevRel Award 2023 presented by Data Protocol 

「ロンドンに来ることはできるか?」というメールに「いきます!」と返事をしたところから、どう説明しようかを考え始めました。(良い子は真似してはいけません)
というのも、今は円安の時代。1£ = 184円という中で、受賞ができるかもわからないため、きちんとした社内の説明が必要です。

実はファインディでは、今年の3月に開催されたDevRel Meetup とあつしさんが主催するDevRelCon YokohamaというDevRelCon Londonの日本verにスポンサーさせていただいておりました。

ここでのDevRelCon Yokohamaでの実績と、詳しくは書けないのですがDevRelと兼任して別のミッションも持っているため、そちらの目的を一緒に持ち合わせて、社内の許可を得ました。

年々あがり続ける£ 
出典:  ヤフーファイナンス 2023/9/8 時点

グローバルDevRelの水準とDevRelCon Awardの行方

さて、Awardの話にもどります。

ファインディでは、昨年から本格的にDevRelチームを始動しており、主にオンラインのイベントを中心に50件以上のイベントを実施してきました。
おかげさまでかなり多くの方にご参加いただき、connpassのメンバー数もかなり伸びました。
エンジニア採用では、ファインディのことは何で知ったかという点で、イベントをやっている会社?だと思っていましたとおっしゃっていただくこともありました。

DevRel Award に選ばれた日本の企業はいなかったのでそこそこ自信もありつつ、Awardに挑み、日本のDevRelチーム(23時ごろ)と同時中継で繋いで待っていました。

台風が来るという中、オンラインで待つDevRelチームと参加してくれたエンジニア達。

ただ、グローバルのDevRel水準は全然違いました。

DevRel Award 2023の受賞は……Infobip社がBest Regional DevRel Program を受賞されました。

何が足りなかったのか、差分は何かをヒアリングすべく、受賞したチームのマネージャにどんな活動をしたのかを聞きにいったところ、

  • 倍以上のイベントの開催

  • 圧倒的な数のイベントの登壇

  • 月数回に及ぶイベントのスポンサー

  • 上記を数名で実施

とのことでした。詳細の数値は書いていないので興味ある方はDMください🙏
圧倒的な差を感じて、グローバルマーケットに出ていくとはこういうことなのか。井の中の蛙を思い知りました。

おまけ:印象に残っているセッション②ノベルティ(SWAG)

通常のセッションに加えて、多くの案カンファレンスも開かれておりました。そのうちの1つ、SWAG(ノベルティ)に関してのディスカッションに参加しました。

  • ノベルティの発送についてどうしているか?(これは日本国内ではあまりない問題なので、グローバル視点だと課題意識があるという気づき)

  • ノベルティ制作〜発送に関してサードパーティを使うという選択肢について

  • これまでもらったノベルティの中で何が良かったか(企業用のPS5やSwitch などもあって、びっくり)

  • ノベルティに関しての投資対効果や説明

  • (ノベルティがよく使われる)オフラインイベントはどのくらい参加者が戻ってきているのか

などを話していました。Twitterでも最近ノベルティについて話題になっていましたが、何を目的に、どのようなものを、どのくらいのコストで作るのかという点はみなさん関心が高いようで、一番参加者が多かったです!

詳細はこちらから確認できます。

おまけ:印象に残っているセッション②中国エンジニア市場

その他、LTでは中国のエンジニア市場について話しているセッションがありました。
中国人人口の絶対数が多いので、当たり前といえば当たり前ですが、年々増え続ける中国人エンジニア。その内訳を見ると、30代以下が63%、40代以上は8%とのこと。

また、

  • 中国人エンジニアの労働環境はかなりハードワーク(60時間以上/週)

  • ドキュメンテーションが重要と考える方が多い(これは日本も同じな気がする)

  • 71%のエンジニア(特に若者を中心に)はネットの掲示板(フォーラム)を通して、コーディングを学んでいるとのこと。

最後に

今回は、Awardを逃してしまったのですが、ファインディとしてはこれからも挑戦するエンジニアのプラットフォームを作るというミッション実現に向けてDevRelとしてアクションをしていく所存です💪
グローバルの基準も見えたので現状に満足せず邁進していきます!

ファインディのDevRelに興味がある方、いつでもお気軽にご連絡ください。急速にチームも拡大中です!
新しいことに挑戦したい!という方も大歓迎です。


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