【撮影試験】VILTROX AF 33mm F1.4 M
先日購入したばかりの「VILTROX AF 33mm F1.4 M」の撮影試験を行ったので公開。
説明については下記リンクからご覧くださいませ。
ボケ・シャープチェック
このレンズはF1.4~F16まで可能なレンズなので、それぞれのF値で撮影したものを。
F1.4(開放)
F2
F2.8
F4
F5.6
F8
F11
F16
このレンズは開放F値(1.4)の場合は背景のボケが強く、ピントが合った被写体のみをバシッと映すタイプ。ただ、若干柔らかめな写りの印象を受ける。
中央がシャープになるのはF2.8以降から。そこから段々良くなりF8~F11ぐらいがピークと言えそう。
夜撮影チェック
続いて夜撮影を。
F1.4
F2
F2.8
F4
F5.6
F8
いずれも上野駅の歩道橋から撮影。
F1.4と2は明るさの申し分はないものの、F2.8以降からは黒つぶれが発生する。暗所で行うにはF1.4~2.8ぐらいが無難と言えそう。
なお、F1.4~2.8までは図のようにパープルフリンジが発生しており、F4辺りでフリンジは完全消滅する。どうしても気になる方はRAWで撮影して現像処理の際にフリンジを除去してあげよう。
感想
ボケとシャープはシグマの30mm F1.4 DC DNに似たような感じと見て良いが、カリカリ感はシグマのほうが上と言える。夜撮影は開放で撮影するときれいに撮影出来るが、明るいレンズの宿命でもあるパープルフリンジが出やすい。
キヤノンのEF-M32mmやシグマの30mmより若干望遠寄りではあるが、2万円台から購入出来るので、APS-Cのミラーレス機で費用を抑えたい方にとっては良好なレンズと言える。
中国のメーカーではあるものの、MFではなくAF付である点は非常に大きい。
使用カメラ : Canon EOS Kiss M2
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