アトピーとの付き合い

デュピクセントやら新薬の話が出て来たりアトピー仲間(脱ステ)の人と久々にコンタクトしたので自分にとってのアトピーのアウトプットを。

あっ標準治療で無いと云々な方はお帰り下さい。
それで幸せならそのまま’正しい’標準治療を続ければ良いので。

アトピー患者が増えている事は認知されているかとは思いますが、
その通りで増え続けています。ただしこの少子化で増えてるのは解せませんよね。
そうです。大人の患者が増えて半分近くを占めます。といっても新規では無く子供から継続している方が。

そうなんです。治療してるのに治らない・・・人が増えている。
まあそれは対処療法でしか無いとちゃんと調べれば書いてるので当然では有るのですが。

https://medical.jiji.com/topics/3304

結論としては、万人向けの方法なんぞは無くて自分で方法を探して実践するしか無いですね。面白いぐらい脱ステロイドをする人によって合う合わないがはっきりしてますね。
当然医師のサポートはいれるべきですし今は入院出来る施設も有ります。
特にコミュニティが無いと辛いと思うのでそういう意味でもそういう場所へ行く事をお勧めします。

私の場合は精神論が一番大きかったですかね。
アトピーなんか悪くなっても構わない!」を毎日に口に出す。
客観的にみて酷い状況でもそれを何とも思わない心理になるとアトピーにまつわるストレスが消えるのでそこまで来るとかなり楽になって自然と収まりましたね。数年後に一度リバウンドはしていますが、メンタル由来かな。
以降は特に大きくは変わらず。

私もアホだったので調べる事もせずに言われるままに治療を15年続けましたが一進一退。それが普通になってしまっていましたね。考える事も無く保湿してステロイドを塗る毎日

あっ今は勿論そんな日課は無いすし保湿も何もしてませんね。
これが最大のメリットかもしれません。面倒だし
医者通いも要りませんし。

ヤバいと思ったきっかけは大学で酒に夜更かしetcで不摂生にとどめに薬を少し(1週間とか2週間切らした)事で身体中大爆発。異変が出た時短でかかりつけでは無く近くの皮膚科に行きましたが貰ったステロイドでは弱すぎたようで全然ダメ。

かかりつけの医療機関は何故何も言ってこないのか。ステロイドを切らすと患者がどうなるかご存じ無いのかな?治療はステロイドのコントロールだとどこでも耳タコになるぐらい聞かされたのですが、月とかそういう単位での薬の処方なんですよね。しかも塗る量は私の勘で決まる
使い過ぎとか使わな過ぎと指導された記憶は有りませんね。
かき毟るなという医師は居ましたが。

え?でも標準治療がそれなんでしょ?ですけど当時は分子標的薬とかはありませんでしたが、こういう薬が何故作られたのでしょうか
ステロイド治療で解決してるならそんな馬鹿な投資をしている製薬会社は倒産しちゃいますよね
現実は新しい分子標的薬が世界的にも売れてて医薬品別でベスト10に入ってるようですね。※アトピー以外の治療にも使いますが。

つまる所患者からすると十分な効果が無い、或いは満足いく結果では無いという情報を製薬会社は知っていた訳です。

最主力品のアトピー性皮膚炎や気管支喘息等の治療薬・デュピクセントは29.2%増の107.15億ユーロ(115.72億ドル)と100億ユーロを突破し、医療用医薬品売上高の28%を占めている。地域別にその伸び率(CERベース)を見ると、米国で32.6%増、欧州で30.9%増、欧米以外で46.1%増といずれも引き続き高い伸びを示している。

https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=76246#:~:text=%E6%9C%80%E4%B8%BB%E5%8A%9B%E5%93%81%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%94%E3%83%BC,%EF%BC%85%E3%82%92%E5%8D%A0%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82

なんなら20年前はともかく、今でも子供の治療に使われるのは御覧の通り、ステロイドの強弱の違いぐらいですね。25%ぐらいを占める他も後初の免疫抑制剤ですし。
親戚の小さい子が治療してる方法を20年前に現役引退した私が言い当てられるのが悲劇ですよね。
薬剤師が量の管理すりゃ医者は非常時以外は要らんですね。

この業界が腐ってるのは、当然世の中には脱ステ(標準治療に従わない)医も少数ですが居ますし、彼らも医師ですからデーターも使うし脱ステ患者という特殊なデータも有るから出してもガン無視されるんですよね。

例えばここで触れたデュピクセントもステロイド治療をしてもダメな場合にしか使うなとなっているんですよね。
しかも良くなってもステロイドは継続しろと。
脱ステ医の中にはステロイド使わず(そりゃそうだ)にこれだけ使う人も居ますが、こういう取り組みも許さない。
データーの結果仮に半分の人がデュピクセントだけで良くなってもそれは許されないんですよね。
ステロイドで治る言い続けた手前最早・・・なんでしょうね。

勿論脱ステも簡単では無いし万人向けかと言われると・・・では有りますが。
失敗の科学でも医療業界のエピソードが何個も出てきますが、別にうまく行ってないならそれはそれで開示してより良い方法を模索すれば良いですよね。
失敗はつきものですし。失敗こそ発明の母。

ちなみに私の主治医だった(皮膚科の外を別にするなら10年は行ってない)人は色々試すので昔と言ってる事が違うぞ!(患者によってはこれが許せない人も居る)というタイプの医師ですね。

根治療法が出てくるのがこのアホな議論の終着点なのでしょうが、
まあ何時になるか分かりませんしね。

念の為、別にステロイドを使うのが絶対にダメとかでは無いです。
例えば何かしらの根治療法をやる為に一時的に使うなら素晴らしい薬ですね。私も目の手術した時に使いました。
問題はそれを何年、何十年もやるからおかしくなったり効かなくなる人も出る訳で。



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