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特定技能「航空」分野を解説してみた!

おい、約束破ってるじゃんか。
毎週水木更新ができずとも、ちゃんとやりますって  Twitterでいってたじゃないかと。

はい。ちゃんと明言していながら、頭の中にありながら確信犯的に投稿していませんでした。

ということで今回は先週水曜日分の更新としてアップさせていただきます!

特定技能「航空」を解説します。
僕は留学前はずっとパイロットになりたい!と考えていました笑

高校も日本航空高校に入ろうと、両親と学校見学に行ったこともあるくらいの熱意がありました。

今の仕事(外国人関連)と繋がりがないと思いますが、世界との繋がりをもった仕事がしたいという本質的なところは同じだと今となっては思います。

前回投稿「特定技能 造船・舶用工業」はこちら↓↓

特定技能「航空」とは?

空港内での作業や飛行機内で作業するお仕事です。

◯現状の人数
現在22名です。
(出典:2021年6月末特定産業分野別特定技能1号在留外国人数)


かなり少ないですね。
現状は国内外の往来需要が物理的にで機内状況が続いているため、路線が減ったり、便数が減ったりなどでそもそも人手不足ではないことが大きな要因でしょう。

<22名の内訳>
・千葉県 9名 (成田空港?)
・東京都 4名 (羽田空港?)
・神奈川 5名 (日本飛行機株式会社?)
・愛知県 2名 (セントレア?)
・大阪府 1名 (関西空港?、伊丹空港?)
・福岡県 1名 (福岡空港?)

受入先情報まではキャッチできませんでしたので、ここかなー?っていう予想勤務先を記載してみました。

外国人が働ける業務一覧

特定技能1号で外国人が従事できる業務をまとめてみました。

1. 空港グランドハンドリング
・航空機地上走行支援業務
航空機の駐機場への誘導や移動のサポートをします

・手荷物・貨物取扱業務
手荷物・貨物の仕分け、ULD(航空機の貨物室にある用具)の積み付け、解体

・手荷物・貨物の搭降載取扱業務
手荷物・貨物の航空機への移送、搭降載

・航空機内外の清掃整備業務
客室内清掃、遺失物等の検索、航空機で使用する貨物の補充や機体の洗浄

2. 航空機整備業務

・運行整備
空港に到着した航空機に対して、次のフライトまでの間に行う整備

・機体整備
約1~2週間にわたる機体の整備

・装備品・原動機整備
航空機から取り下ろされた脚部や翼、操縦に用いられる高度計やエンジンなどの整備

こうやってみると、かなりイメージしやすいですよね。
さてここからは、特定技能外国人のビザ申請許可を得るための条件をまとめてみます。

技能条件

技能実習2号を良好に修了した場合であると認められる職種・作業は下記の通りです。

<技能条件を免除できる>
職種・作業:空港グランドハンドリング

これ以外職種・作業の技能実習2号を修了していても、技能条件をクリアしたことにはなりませんので、下記特定技能試験に合格する必要があります。

<技能条件クリアとなる 特定技能試験>
特定技能評価試験 (空港グランドハンドリング)
特定技能評価試験 (航空機整備)

日本語条件

日本語条件をクリアできる2パターンは下記の通りです。

技能実習2号を良好に修了した場合
職種・作業に条件はありません。どんな職種・作業でもクリアです。

日本語試験に合格した場合
N4以上の日本語能力試験に合格する必要があります。

派遣でも働ける?

働けません。必ず直接雇用でのみ働くことができます。

受入先がやるべきこと

1. 日本人と同じ雇用条件で就労させること

2. 空港管理規則に基づく構内営業承認等を受けた事業者であること又は航空法に基づく航空機整備等に係る認定事業場を有している事業者であること

3. 航空分野特定技能協議会に入会する

まとめ

今回は、「航空分野」についてまとめました。
次回は「自動車整備」についてまとめます!

<辰のTwitter>

<特定技能申請管理ツール「noborder」について>


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