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私の肌事情


前回自己紹介の中で、私のアトピー遍歴について書き忘れました。。

まず最初に私の肌について。

乳児〜幼児期はアトピーっ子(軽度)でした。


アトピー特有の肘裏の汗が溜まりやすいところがカサカサしていたり、
膝小僧は常に粉吹き乾燥状態でした。頭皮の乾燥(フケ)も酷かったかな。
お薬手帳を見て過去を遡ると主に皮膚科でお薬を処方してもらっています。
弱めのステロイド外用薬・保湿剤など。
中2の時に帯状疱疹をガツンとやっておりまして、あの時は本当に辛かった。
(当時、ふつーはオバサンがなる皮膚病だよとお医者さんに言われた時はショックだった。。)


肌が弱かったもののステロイドを常用したり毎月皮膚科に通ったりとかは
ほとんどしてませんでした。
というより学生期はニキビが全くできないような比較的きれいな方でした。


ただ、本当に全身乾燥がひどく、
小学生の時から生意気なお値段のスキンケア商品を手にしてました。
(NOVだったかな?)
シャンプーも皮膚科の先生に勧められたコラージュフルフルを使用。
匂いが嫌いですぐやめましたが、フケは季節性のものだったので
特に気にしてはいませんでした。

学生期はずっとテニスをしていたので日焼け止めは必須。
ほぼ毎日全身に塗りたくっていました。


社会人になり、
10〜11月頃と3〜4月頃に年に2度
肌(首・額・顔の輪郭)に湿疹ができるようになったのと、
寒暖差による蕁麻疹が頻繁に出るようになりました。
(お風呂の時よく出た)

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毎年湿疹が出ると皮膚科でもらった薬(ステロイド外用薬)を使って治していました。
毎年同じ症状だったし、塗れば治ってたし、節約も兼ねて
皮膚科にかかるのは治りが悪い時だけにしてました。

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あと社会人2年目くらいから花粉症が発症しました。


社会人4年目。秋。
結婚してすぐ。
ステロイドが効かなくなる。


過去に処方されたステロイド外用薬について
自分で詳しく調べなかったのが悪いのですが、
ストロング(強いグレード)のものを今まで常用していたので
これが効かないとなると、ストロンゲストを顔に塗ることになってしまう。。
もちろんこれ以上強い薬を、皮膚が薄く敏感な顔に塗ることはできないし。


「薬を使い続ける」ことに段々と躊躇しましたが、
自分の皮膚に何が起こっているのか
知りたい一心だったので、皮膚科へGO

皮膚科3件くらい行ったんですけど
みんな違うこと言うんです。
ストレス性のもの、花粉症皮膚炎、脂漏性皮膚炎、、、
まあ結局のところ全ての先生に似たようなステロイド・痒み止めの処方され。。
薬は違えど、少し弱くしたものを「とにかくベッタベタにしっかり塗れ」
と言われました。


確かに、今まで塗っていた量の比にならないくらい
ベトベトンに塗りたくってやったら2〜3日で
今までのは嘘だったかと思うほど綺麗に治りました。


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が、

塗るのをやめると瞬く間に元通りになるのです。
むしろ赤みが増して猛烈にかゆくなりました(泣)


いろんな皮膚科にかかりましたが、
いちばん信頼していた赤ちゃんの頃からのかかりつけ医の先生に心を決めて、
先生曰く、
「典型的な成人型のアトピー性皮膚炎だね。症状が治っても塗り続けること。ステロイドで炎症を抑えたら、非ステロイドに変えて再発を防ぐことに専念すること」

何もなってない綺麗な皮膚に塗る薬を処方されました。
アトピーの方ならご存知かと思いますが、
コレクチム軟膏です。

義姉が薬剤師さんで、色々と処方された薬について
教えてもらうようになりました。

(夫の方の義姉も形成外科医と肌にお詳しい方だったのでいろんな人に相談しまくってました。)


正直、最初のうちは効いている感触はあったのですが
塗り続けて3日目くらいから皮膚の色が白抜けしてきたんです。こわ!!!

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そんでもって塗った箇所からまるで”痒みが逃げる”ように周辺へと炎症が広がっていって。。

義姉曰く、重度のアトピー患者の間ではコレクチム軟膏は効かないとの噂


皮膚科の先生「何もなってないところも塗ること。塗り続ければおさまるから大丈夫!塗りが甘いんじゃないの?」


私「・・・(えー・・・)」


結婚してまもない私はフォトウェディングを控えていたので
一向に治らない肌荒れに満身創痍(笑)
抑えてましたがブチギレてました(笑)


撮影当日は、怖いほどよく効いたステロイドをたっぷり塗って
綺麗な状態でなんとか乗り切ることができましたが。。
あの時支えてくださった周りの人に感謝しかありません。

身をもって体感したステロイドの副作用としては
尋常じゃないくらいの強い偏頭痛、吐き気、大量の目ヤニ(私だけ?)
長期服用は考えられませんでした。


薬や皮膚科医に対して疑問を抱き始めたこの辺から
ステロイド療法についてネットで調べ始める生活がスタート。
ウェディング撮影終了後すぐに
薬は全てゴミ箱へ。
半日以上ネットサーフィンにあてて、本や論文等も目を通し、
やっと私の症状と合致する情報と腑に落ちる理論を見つけ
たくさん悩んで調べて悩んで調べて
いよいよ脱ステ・脱保湿を決心したのです。



おそらくですが、
私はアトピーではなくステロイド皮膚炎(依存症)だったのです。


ちなみに私はステロイドを全否定ではありません。
むしろフォトウェディングをゾンビ状態で撮らずに済んだ救世主です。
私の体に合わなかった、もしくは使い方が悪かったせいで
治らなかったということは重々承知。
捨てはしましたが、お守りとして1つとっておいた方が良かったかなとも思っているほど。

私のような薬について知識ゼロで無心にステロイドを塗り続けて
治らないいいいい!!!!と落ち込んでしまっている人にちょっとだけ
耳を傾けて欲しいというのが本音なのです。

現在脱ステ2ヶ月弱ほどですのでまだまだ悪化を繰り返しています。
noteものんびりゆっくり更新できたらいいなと思ってます。


全ての脱ステ患者・アトピー患者さんに
1秒でも早く過ごしやすい日が訪れますように!


今日も安定に痒い✨
 (笑)

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