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30歳後半のおっさんが外資系IT企業に英語できないのに転職した時の話


人生ではじめて転職した

30歳後半のおじさんこと私なんですが、かれこれ15年近く働いてきた会社を辞めて転職することにしました。もともとは社会インフラ系の子会社IT企業に勤めていて親会社が絶対的に安泰だからまぁこのままゆる~くのんびり生きていけるんだろうなって思っていました。

しかし、2011年の東日本大震災で親会社は世間から袋叩きにあい、優秀で行動力がある人は親会社含めてあっという間に他の企業に転職していきました。そして子会社の再編や親会社の変更など色々な事態があり私もそういう流れの中にいたわけですが、転職することの面倒さや怖さが勝っていて転職したからと言って今より良くなるかと言われたらわからないという謎の免罪符が私の転職を妨げていました。

が、会社の状況がどんどん悪くなっていく(といっても親会社が社会インフラ中の社会インフラだったので倒産することはまずないとは思いますが)状況や自分のやっている仕事に虚しさを感じ始めていました。そして、仮に倒産または仕事が大きく変わったときに自分は果たしてやっていけるのだろうか?ということを考えるようになりました。このころ、自分の兄弟が結婚し子供が生まれたということもあり自分も結婚したいという気持ちも芽生えてきました。そういった気持ちが色々クロスした結果、転職をすることにしたわけです。


転職活動

転職活動は思ったより疲れるなという感じでした。転職活動自体は1か月していたのですが、面接の調整が本当にしんどいなというところがあります。コロナ中だったのでリモート面接が多かったのがまだ幸いでしたが、当時売り手市場だったとは言えそれなりに落とされていきました。

転職エージェントは特に大事で転職エージェント会社ももちろん大事だとは思いますが、担当につく人がどれだけ相性がいいかというのも非常に大きな要素だと思います。最初に利用したエージェント会社はただ求人をバンバン送ってくるだけで内容もこちらが希望している職種じゃなかったりしていて最終的には「このままだと井の中の蛙で終わってしまいますよ」という捨て台詞を残して去っていきました。しかもこのセリフを吐いたのがマネージャーというんだからすごい会社だなと思いました。

二社目はあまり聞いたことない会社でしたが、声をかけてくれたエージェントがビズリーチのエージェントランキングでもトップ3に入っているような優秀な人だったのでこちらの方の話を聞いてみると全然違うな前の人とは…ってくらい優秀でした。こちらの意図もくみ取ってくれましたし、いい求人を多数くれました。

そして今いる会社の採用面接を受けたときのこと、面接官が「うちの会社英語必要になりますけど大丈夫ですか?」と聞かれました。募集要項に英語は全く書かれていなかったので寝耳に水な話で「え?そうなんですか?」というような会話になりその時の面接官が「今はできなくても3~5年あればだいたいなんとかなります。実際に~」みたいな話をしていただき、英語できないよりはできた人生のほうが楽しいだろうなという気持ちもあり頑張ってみますということで通過し、そのあともなんとかパスして採用となりました。


勉強

そういうわけで英語の勉強をする必要が出てきたわけです。

といっても英語の勉強はあくまで会議やメールが英語のことが多いのでコミュニケーションのため必要であって、どちらかというと業務知識に関する勉強が本当の意味では必要なので当然ながらそっちの勉強もしなければいけません。

私はセンター試験にリスニングがない世代で当時200点満点のセンター試験で100点いくかいかないかくらいの点数しか英語はできなかったので本当に英語は嫌いでした。その分理数系の科目が得意だったのでそこでカバーしていたというような感じでした。

そんなわけで英語の勉強をする記録とかそんなもんをつけていければいいなと思っています。

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