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ヒント|ビジネス

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ビジネスのヒントの詰め合わせです。 【参考記事】 竹村俊助さん 谷尻誠さん
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#仕事

今、ぼくが無名の設計者だとして

僕は、諦めが悪い人間だ。 自分が「やりたい」と思ったら、それを実現できる方法を細かく考えるし、そのための努力をコツコツと継続する。 目標のためなら、断られても粘り強く続けるし、別のルートや手段を考える。 そうやって、想いを実現してきたし、会いたい人にも会ってきた。 ただ、忘れてはならないことがある。 いくら大きな夢を描いたとしても、それを形にするためには、目の前にある小さな課題を一つひとつ解決することからはじまる。 いきなり夢に手をかけようとすると圧倒的な距離の差に打ちひ

オリジナルとは

「谷尻誠にとってオリジナルとは」 先日、そのような質問を受けた。 クリエイターは常に“オリジナリティ”と向き合っている。 技術があればそれでいいという話ではなく、“自分らしさ”を表現できない人もたくさんいる。 “自分らしさ”と技術をどのように掛け合わせてきたのか。 今回は、ぼくにとっての“オリジナル”の考え方を書こうと思う。

「未来の仕事」の種を植えよう

仕事には2種類あります。 ひとつは「いま仕事」。もうひとつは「未来仕事」です。 これ、ぼくの造語なのでちょっと説明します。 「いま仕事」というのは、文字どおり「いますべき仕事」です。今現在頼まれている仕事であり、すぐにお金になるような仕事です。 一方で「未来仕事」というのは「未来につながる仕事」です。別に誰にも頼まれてないし、すぐにお金になるわけではない。でも、未来につながっていくような仕事。 どんどん成長していくためには「いま仕事」をやりつつ「未来仕事」にも時間を

仕事ができる人のテキストコミュニケーション術

リモート時代は「話す」前に「書く」があるこないだ、ある経営者と打ち合わせをしていて「テキストでのコミュニケーションがうまくできないと、今後たいへんかもですね」みたいな話になりました。 今は特にリモート環境なので、みんなSlackとかMessengerなどオンラインでやり取りすることが多くなっています。 もちろん通話やZOOMなど音声や動画でコミュニケーションをとることも多いのですが、それでもやっぱり「話す」前の段階で「テキストでのコミュニケーション」があります。 まずs

メンタルを使わずに仕事をする

最近、脳が疲れてる感じがあります。 「あの仕事はどうしよう」「このメールはどうやって返そう」「あの案件についてはどう進めよう」……気づくとそうやって脳内で考え続けていて、いつのまにかぐったりしています。 で、脳が疲れるわりに仕事は進んでないんですよね。 この状況をなんとかしたいなーと思って、まわりの仕事ができる人にアドバイスをもらいました。ちょっとずつ解決策が見えてきたので、今日はそれを紹介したいと思います。 メンタルで仕事をしないための方法結論から言うと「メンタルで

「どまんなかの価値」を提供しなきゃな、と思った話

このあいだ美容室で炭酸シャンプーを勧められたんです。 「抜け毛とかって気にされますか? いまだとプラス1000円にはなるんですけど、炭酸シャンプーにしてみませんか??」 「そ、そうですね。うーん、また今度にします……(申し訳ないな)」 みたいな会話をしたのですが、けっこう気を使いました。 もしかしたら本当に抜け毛を気にしてくれて、炭酸シャンプーが本当におすすめだったのかもしれません。でもなんとなく営業トークでおすすめしてるのかなー、客単価を少しでも上げるためにがんばっ

「仕事に困らない人材」になるには、自分についているタグを意識する

 あなたがテレビ番組のキャスティングを頼まれたとしたら、誰にお願いするでしょう? プロデューサー「魚に詳しくて、話が面白い人いないかねえ……」 あなた「さかなクンでしょうね」 プロデューサー「若くて明るくてコメントもできるような、女子に人気の誰かいないかねえ……」 あなた「藤田ニコルとかどうですか?」 「この仕事、誰にお願いしようかな?」という場面で、真っ先に名前が挙がる人がいます。それは強力な「タグ」がついている人と言えるでしょう。「タグ」。インスタグラムなどにつける