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ヒント|人生

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人生のヒントの詰め合わせです。 【参考記事】 竹村俊助さん 谷尻誠さん
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なぜ紙の手帳を使うと人生が変わるのか?

人生の時間に意識的になれるなぜ紙の手帳を使うと人生が変わるのか? 答えは、紙の手帳を使うことで、自分の時間、つまり自分の人生に意識的になれるからです。 毎日忙しいと、目の前のタスクに追われ、たまにできるスキマ時間も他人のコンテンツに奪われ、自分の人生のことを考える余裕がなくなります。 いちばん大切なことであるにもかかわらず、です。 僕は20年以上、紙の手帳を使ってきました。受験生の頃から、毎日紙の手帳に予定を入れ、人生の時間と向き合ってきた。デジタルに変えようとしたこ

“受け売り”では人は動かない

周囲から「勉強家ですね」と言われることがある。 ​建築をつくり、次々と新しい事業を立ち上げ、ビジネスとして展開させる。 その様子が、熱心に勉強しているように見えるのだろう。 ぼく個人としては、それを“勉強”とは捉えていない。 むしろ、勉強は大嫌いだ。 ぼくを突き動かしているのは、よりプリミティブで、ダイナミックな力。 それはパッションと呼べるかもしれない。 情熱がなければ、あらゆる知識はただの“受売り”になってしまう。 仕事をする上では、この感覚はかなり重要だと思ってい

日常をちょっとだけおもしろくするハック

さいきんは旅行にも行けないし、気軽にワイワイ飲みにも行けないし、なかなか大変な世の中ですよねー。 イベントも、ライブもどんどん中止になっていくし。まあ、そんなことを愚痴っていてもしょうがないのですが。 言うても人間、生まれてから死ぬまで、起きてご飯を食べて排泄して寝ることの繰り返しなわけで。あとは「認知」の問題ですよね。 認知さえ変えれば、平凡な毎日も楽しく幸せなものになるんじゃないかな、と思います。 ……みたいな哲学的なことを適当に言ったところで、今日は日常生活を少

人生を強引に前に進める法

「準備が整ったら」「お金が貯まったら」「スキルが付いたら」 そういうセリフをよく聞きます。ぼくも言いがちです。 たとえば転職するとき、独立するとき。 「もうちょっと結果が出てから……」「もうちょっとお金を貯めたら……」みたいなことを思うわけですが、これだとなかなか人生が前に進んでいかないんですよね。 そもそも「万全な準備をする」というのはむずかしいことです。 「500万円貯まったら独立しよう」と思っていてもいざ500万円が貯まると「いややっぱり1000万円くらいない

すぐに「わかった」と思うな

今日はうまくまとめられるか自信がないのですが、なんとなく思っていることを文章にしてみたいと思います。 なにかものごとを見て「はいはい、そういうことね」と思う人と「うーん、まだわかんないなあ……」と思う人がいます。 誰かの話を聞いて「はいはい、わかるわかる」と思う人と「なるほど、でもほんとはどういうことなのかな?」と思う人がいます。 「ものごとを理解しましょう」「相手のことを理解しましょう」と僕らはいろんなところで言われてきました。当然ながら、理解しようとする姿勢は大切で

紙の新聞を読む人だけが手にするもの

ここに来て新聞がけっこうおもしろいなーと思っています。 ぼくは紙で「日本経済新聞」を読んでいるのですが、インターネットでは得られないメリットがいろいろあることに気づきました。 今日はそのことについてお伝えしてみたいと思います。 「有限」だからこその安心感紙の新聞がいいところ。 ひとつめは、安心感が得られるということです。 インターネットだと当然ながら記事はどんどん出てきますよね。本当か嘘かすらわからないような情報が無限に出てくる。だからこそ詳しく知ることもできるので

ここをおさえるだけで、わりと評価されるよねという話

この世にはおさえておけば「(わりと)無条件に評価されること」が2つあることに気づきました。 それは「早くやる」ということと「続ける」ということです。 仕事にしてもなんにしても、なぜか「早くやる」ことと「続ける」ことをおさえておけば、けっこうほめられたりします。 「まわりと差をつけたい!」「評価されたい!」と思ったときに、誰でもできるポイントなので覚えておくといいかもしれません。 特に新人は「スピード」で差がつけられるよく言われることですけど、「早くやる」というのはやっ

独立すると、ずっと仕事することになるのか

ぼくが会社員だったとき、よく独立した人に話を聞いていました。 すると多くの人が「土日なんてなくなるよー」とか「めちゃくちゃ忙しくなるよー」と言っていました。 それを聞いて「ちょっと怖いなあ」と思っていました。「そんなの耐えられるかしら」と思っていました。 ぼくは2018年に会社を辞め、2019年に法人化。それから1年半ほど経ちましたが、たしかに今(こうして)土日や休日も仕事をしていたり、朝も夜も関係なく仕事をしています。事務所にはほぼ毎日通って、何かしらの作業をやってい

独立したら特に大切にしたい3つのこと

2018年に会社を辞めてからもうすぐ3年が経ちますが、なんとか元気に楽しくやっております。まわりのみなさん、関係者のみなさんのおかげです。いつもありがとうございます! 今日は「独立を考えてます」とか「フリーになります」という人向けに「独立したら特に大切にしたい3つのこと」というテーマで書いてみたいと思います。 その1 ちゃんと食べるまずひとつめは、ちゃんと食べるということです。人間、食事はやっぱり大事ですよね。 ぼくは朝昼晩とちゃんと食べるようにしています。 朝は野菜

頭一つ抜きん出ない人はコスパ思考が強い

最近はなんでもかんでも「コスパ」で測るようになった。グルメも旅行も本も映画も。なるべく安いコストと短い時間でリターンが多い方を選ぶ。ぼくもついついそういう思考をしてしまうことは多い。 ただ、こうした「目先のコスパ思考」を若いうちからずっと続けていると、グンと成長することもないし、それが豊かな人生につながるようにも思えない。頭一つ抜きん出るような人になることもできない。 「この本を読んでメリットがあるか?」「このイベントに行ってリターンがあるか?」「この作業をして得をするの

「客観力」があれば、人生はたいていうまくいく

「客観性」を身につけた人って最強じゃない? って最近よく思います。 自分のことを外から冷静に見ることができて、目の前の「自分」を意のままに操ることができる人。 そういう人は「この人(自分)がこの業界にいったら活躍するだろうな」とか「この人(自分)はこれが得意だから、これをやるといいだろうな」とかっていうことがわかる。 あとは素直に実行に移していけばいいだけです。 でも普通の人は、主観がめっちゃ邪魔してきます。「いやいや俺はこうしたいんだ」とか「これまでこうやってきたか

お金よりもコンテンツという資産を貯めておこう

先の読めない世の中ですね。 「いろいろ不安だしお金を貯めておこう」と思っている人も多いでしょう。 もちろんお金も資産になるのですが、おすすめなのが「コンテンツ」を貯めておくことです。 TwitterやFacebookへの投稿もいいのですが、noteやブログなどまとまった文章をきちんとストックしていくと、それはあなたの「資産」になります。 いますぐできて、元手がゼロの投資。それがコンテンツづくりです。現代の錬金術みたいですね。 ちょっとがんばって、少しでも良質な記事を

「やりたいこと」なんて別になくていいんじゃない?

「で、竹村さんは何がやりたいんですか?」とたまに聞かれる。 「うーん、そうですね、新しい出版のカタチをつくりたいですかね」 「編集視点でライティングできるようになりたいですね」 「おもしろい人の声をより多くの人に届けたいんですよね」  その都度、それっぽい答えを導き出す。もちろん、どれもウソではない。正直な想いだ。だけど…… 「何がやりたいか、なんて、そんなものわかんないよ!!」  と思ってる自分もいる。「そんな難しいこと聞くなよ」と。これも正直な想いだ。  人生に

給料は麻薬だ。

 ぼくが会社を辞めようと思ったのは、昨年の秋ごろだ。  しかし、すぐには辞められなかった。進行中のプロジェクトがあったこともあるが、正直な話、ぼくを引き止めていたのは「お金」だった。  給料は麻薬みたいだ、と思った。  会社員は、毎月毎月決まった日にお金が振り込まれる。これは得も言われぬ安心感がある。金額の多寡ではない。結果を出しても出さなくても、仮に病気で寝込んだとしても、一定の金額がリズムよく支払われるというところに安心という「中毒性」があるのだ。  会社を辞める