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将来のキャリアについて考える【UI/UXデザイナー転職を目指して】

こんにちは!
現在自動車部品メーカーで品質保証課として勤務しています。UI/UXデザイナーを目指して転職活動をしていますが、さらに将来どのような仕事をしたいのかをまとめたいと思い投稿します。


自己紹介

🔸経歴
大学にて理工学部化学・生命科学を卒業後、ガラスびんメーカーに入社。 約2年間品質保証課としてPDCAサイクルを用いたユーザークレームの対策、対策後の効果確認や他部署と共に新製品のテスト評価から量産への移行などを担当しました。
その後2020年3月に自動車部品メーカーに転職し、同じく品質保証課として勤務しています。顧客対応などを行いながら社内や社外取引先への品質監査を実施し、現場作業者が誰でもできる仕組みづくりやルール化にも取り組んでいます。

🔸趣味
エレキギター(バンド演奏)、音楽鑑賞、漫画が好きです。
大学では軽音楽部に入部しバンド活動を行っていました🎸。当時は負けず嫌いな性格から同じ楽器の部員とライバル意識を持ちながら高めあい、ライブを共にするメンバーとは自分たちの色をどうやったらライブで披露できるか試行錯誤していました。最近は高校時代の友人と音楽スタジオで演奏して休日を楽しんでいます。
バンド活動は私にとって共同で何かを生み出す楽しさをを教えてくれた大切なものです。

大学時代のライブ写真🎵

メーカーの品質保証課になった理由

品質保証ってこんな仕事!
現在の仕事であるメーカーの品質保証はデザイン会社で言い換えてみると実装後のアプリの機能テストやテザインテスト、システムの保守などを行う部署なのかなと思っています。また制作中のプロダクトに対してテストを行い不具合を検出して修正する役割な気がします。
メーカーの品質保証として関わる人々は工場の作業員、技術開発員、外注委託先の担当者様、顧客メーカの品質担当と工程の上流から下流、顧客まで幅広いのも特徴です。

メーカーの品質保証課になった理由
少し遡りますが大学では化学や生物学を専攻し、4年次には分子遺伝学という細菌(パン🍞やビール🍺を発酵させる酵母菌)を用いた衛生面にとても気を使わなければならない環境の中で日々研究をしていました。研究では仮設→検証→実験→結果の確認を繰り返し少しずつ歩みを進めてきました。また、スーパーのアルバイトで食品や青果の担当をしていた経験もあったことからお客さんの顔を良くイメージでき、お客さんが安心して購入し生活の手助けができる商品(特に食品関係や生活必需品など人々が生活で手に取るもの)の安全性を守りたいなと考えるようになりました。
そこで1社目に入社したのが食品、飲料や医薬品に主に使用されるガラス容器メーカーでした。
顧客の衛生面や安全を保証しながら、大学生時の研究で学んだ仮説検証を行い次のステップへ進む力を活かせると感じた品質保証にチャレンジしたいと思い配属を希望したのがきっかけです。

前職で製造していた商品達(捨てられずに飾っています笑)

ガラスびんメーカーでやりがいを感じたこと
新製品立ち上げに参加しテスト評価、量産への移行を実施しNG対象の欠点に対して80%以上の削減を達成することができました。
量産前のテスト生産にて発生した欠点(ガラスを冷ます際に発生する割れ)に対して製造部署や設計部署と共にガラスびんの図面変更、製造方法の見直しを行いPDCAサイクルを実施しました。再テストを行なった結果、当欠点の発生率を80%以上削減することができ無事量産に取り掛かることができました。他には新製品の検査工程における検査基準書発行や作業標準の設定を実施しました。

新製品生産開始まで

💡新製品立ち上げをしてみて
・新製品開発に携われる仕事は0から1を作ることができる仕事だったので不具合対応とは違う楽しさがあった。
・関係部署と情報を共有しながら改善を行うことでチームとして製品を作り上げることに楽しさを感じた。
・品質保証課の強みである不具合防止と製造の上流から下流まで広い視野で製品に携われる利点を活かすことが出来た。

現在の業務🚗🔧(2020年3月~)

ガラス容器メーカーをの経験を経て、異素材の自動車部品メーカーへ転職。
顧客対応などを行いながら社内、外注先の取引先への監査も担当しており、製造法だけでなく標準などのシステムについて改善、見直しを実施しています。
自動車部品の製造は多様な工程を経て完成します。自社で賄いきれない製造工程は協力企業へ外注しており、前職では自社で完結した製造だった為新しい経験でした。外注の取引先に関する不具合発生が発生したときや品質監査時には現場へ足を運び、工程や仕組みを協力会社と共に改善、見直しを実施しています。
大切にしている事として、それぞれの外注先ごとに会社の規模感(従業員5人ほどの町工場から100名以上の大きな工場)、標準化の浸透具合、現状の品質レベルなど違いは様々な為、その企業が「必要としている改善は何か」「着手しやすい改善案は何か」も変わってきます。それらの事を提案したり逆に外注先から持ちかけてもらうことで製品の品質向上できることにやりがいを感じています。

将来のキャリアについて考える(2021年〜)

メーカーの品質保証を経験して仕事の中で好きだと思った、さらにレベルアップしたいと思ったことは以下です。
ものづくり業界を経験して好きだと感じたこと
食品に関連する製品や自動車関係と携わってきて、自分含め人々の生活の一部で製品を見かけたときに貢献できているなと実感して嬉しく感じ、ものづくりによって顧客の生活を充実したものにしたいということ。
・チームメンバーそれぞれの強みを情報共有しながら製品を作り上げること
・現職の自動車部品メーカでの協力企業との関わりから企業ごとに抱える課題は違い、コミュニケーションをとることで課題解決の援助ができるということ。

デザインについて

ものづくりの業界に進んだ根本の理由として、デザインに対して憧れを持っていたからという気持ちもありました。

大学時代のバンド活動の延長で3年次ごろから友人の作曲活動を手伝う機会が何度かありました。
youtubeに動画投稿をしたりCDを販売するときにはイラストレーターさんやムービーのデザイナーさんと関わる機会があったんです。
自分たちの思いを載せた形のない音楽の印象を伝えたところデザイナーさん形を作り出してくれた。そこで目に見えない想いを目に見える形で届けることができるデザインの力ってすごいなと感動しました。

改めて25歳になったタイミングで今後のキャリアで何に携わっていきたいかを化学科という自分の経歴の制限なく考えたときに自分の「ものづくり」の根っこにあるデザイナーになりたいと思うようになりました。

私がUI/UXデザイナーになりたいと思ったきっかけ

より鮮明な目標にするためにデザイナーについて情報収集をしていた中で、友人に「デザイナーの職種を考えながら情報技術について勉強しているんだー」と話していた際に、UIデザイナーという初めて聞く言葉を教えてもらいました。初めは「情報設計で表面だけでなく機能美を追求できるのかーなるほどなー」ぐらいの印象でしたが、調べていく内にやりたいこととUI/UXデザイナーがマッチしていることに気づき本格的に勉強を始めようと決意しました。

やりたいこととUI/UXデザイナーがマッチしたこと
・品質保証課として新製品立ち上げに携わった経験から上流工程からチームメンバーや顧客のことを考えてもっと仕事をしてみたいと感じた。
・ユーザーやクライアントごとの課題と向き合い求めているものを届けられるような仕事がしたい。
・デザイナー職のなかでもユーザーやチームにより貢献できると思える仕事をしたい。

UI/UXデザインのフローからどんな仕事をしていきたいか考える

それからおよそ1年半、平日の夜や休日を使いながらUI/UXの学習をしてきました。改めて自己分析をする中でUI/UXデザイナーの業務内容を簡単にフローとしておさらいし、どんな仕事をしたいのか考えたいと思います。

デザインフロー

私のイメージのUI/UXデザイナーの役割。
UIデザイナー;情報設計、見た目のデザイン
UXデザイナー;顧客理解/定義、何を作るべきか決める
企業によって枠組みは異なると思うので実際の業務では職名にこだわらずに企業のポジションを考えて仕事をしていきたいですね!

UIデザイナー
大枠として目指したいポジションはここかなと考えています。業務的にはプロダクトの見た目のデザインや情報設計に強いデザイナーになりたい。指定された定義からユーザが操作しやすいような、理解しやすいようなデザインをしたい。
UIをプロダクトと捉えるのではなく「顧客との接点」と捉えて、どう伝えるのか、どうしたら価値を届けられるのか、価値を実感してもらえるのかを表現できるデザイナーになりたいと思っています。‍

更にいうと、ユーザー(顧客)のみでなく一緒に働くチームへ伝わるデザインを作りたい。私が仕事で大切にしたいと思っていることとして、相手に正確に伝わるように情報を伝える。そして相手が欲しいと思っている情報を伝えるということがあります。デザイナーの場合だとプロトタイプをメンバーに共有するときやチーム内で検証したいデザインパターンがあるから作成するとき等さまざまなケースがあると思います。

さらに将来のビジョン例を調べてみました🧐
UIデザイナーとして経験を積み、どのようなキャリアを歩んでいこうかと考えてみました。
・プロダクトマネージャー
最近知ったのですが、UXデザイナーとPdMを同じ意味として使うときもあるそうですね(企業によりけり?)。
よりユーザーやクライアントごとの課題と向き合いたいと考えたときに、デザイン作成前の顧客理解や何を作るべきか考えることができる。またコミュニケーションを重ねることで顧客と社内チームを繋げる役割として目指していきたいポジションでと感じています。
・エンジニアリングもできるデザイナー
UIデザインにおいてエンジニアに伝わりやすいようなデザイン(資料)にするということは学んでいきたいことの1つです。それだけでなくUIデザインを考えながらエンジニアリングと連携するデザインシステム構築できるようになるといった将来ビジョンも選択肢として考えられます。

将来どんな仕事がしたい?🧐(転職〜数年後)

以上の将来のキャリアと仕事において大切にしたいと思っていることからプロジェクトマネージャーを目指したいと考えています。

相手が求めているものを届けられるようなデザイナーになるために、デザインだけでなく顧客理解やビジネス理解を通してデザインを提供する仕事できるようになることが目標です。UIデザイナーとして顧客とつながる媒体のデザイン力をあげながら、顧客やチームの課題達成につながる提案をしていきたいです😊

具体的にはどんなことだろうか、、🔍

顧客の他に仕事をする相手としてチームメンバーが挙げられます。チームの目的達成にどう貢献するのかを考えられるようになりたい。
例えばエンジニアが動きやすいようにデザインシステムを話し合いながらプロトタイプを作成していく。このときに無駄なシステムを作らないように「こう言うシステムはどうですか?」など提案しながら作成していきたいです!
デザインシステムを都度用意していけば、デザインフローを繰り返し修正することも考えると軌道を直しやすいと自分でポートフォリオを作ってみて感じました。
また、PdMや上司が検討しているデザイン案についてスピーディにパターンを作成して可視化することでイメージをはっきりさせたり、課題解決案に対してプロトタイプを作成してユーザーテストしてみるなどをすることでプロダクト作成のスピード感をあげることに貢献できるかなと考えています。このようにデザインを作ってチームに共有することでプロダクトの課題解決を進めることに貢献したいと思っています。

まとめ

以上が今までの自分が思っている将来どんなキャリアを歩んでいきたいかです。これらもデザインについて学んでいく中で変化してきたもので完成したものではありません。今自分にできて、一方で足りないことは何か?次のステップに必要なスキルは何か?を日々考えながら成長していこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!🙏