縦の関係より横の関係は大事です

本日はアドラーの心理学の本を読んで、

学んだことを少し、共有したいと思います。

アドラーは「人間の問題とは全て対人関係の問題である」と言っているように、

良い人間関係を持つということは、健康な生活や幸せな生活の絶対的な必要な条件であると言っています。

良い人間とはどんな人間関係なのか?


これは、よく上司と部下の関係の縦の関係ではなく、同僚や友達のような横の関係であると言っています。

しかし、この横の関係をつくることが簡単なことではないのです。

ここでは感情が大事になってきます。この横の関係を作ることが容易ではなく、怒りが出てしまうのです。


友達や同僚であったとしても、怒りや不安など感情が邪魔することがあります。

アドラーの心理学の基本的な部分は、人間の行動には全て目的があるということです。


今や過去の行動ではなく、これからどうするか?どうしたいか?その人の目的がある。

心の中にある目的があり、その目的を達成する為に感情を作り出している。

だから、感情はある目的を作り出している手段にしかすぎないと。

人間は自分の行動の本当の理由を知らないのです。

どの場面であっても、私たちは意識ではなく、無意識である。

そして自分の行動の本当の理由は知らない。

行動を見ていけば、無意識が見えてくる。


そして、感情は自分の心の中にあるのではなく、私とあなたの間にある。

感情というのは外に向かって作り出され目的の為に外に出ているものである。

感情は行動の原因ではなく、目的のための達成する手段である。

だからこそ、目的をしっかり意識すれば、合理的に理解ができます。

怒りを持っている時に、発散させようと言いますが、怒りを溜めて吐き出せば、

怒り癖がつくだけであって、何もかわりません。


怒りが結果としてしまっているので、目的としている人生の設計自体を変えていかなければいけない。

だからこそ、まずは縦の関係ではなく、横の関係を大事にする。

・相手を尊敬する

・共感する

人間関係を大事にするポイントを書いてみました。


私は縦よりも横の関係の方が上手くいくと思っていますので、

仕事の時など、パートの方に、

教えて下さい~とか、これで合ってる??と普通に聞いたりしています。

また、きちんと

・ありがとう

・すみません

・お疲れ様

の声掛けは必須のコミュニケーションであると思っています。


相手と自分と付き合いやすく、円滑に進むように、横の関係は改めて大事だと思いました。

読んでいただきありがとうございました。

参考:劣等感と人間関係 アドラー心理学を語る  野田 俊作

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