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【086】Today’s Branding Topic

今日は自社のブランドのイメージの統一のためにオリジナルでフォント(書体)を開発したメルカリについて触れます。 

メルカリは2019年、コーポレートフォント"Mercari Sans"を発表しました。欧文をオリジナルで制作されています。オリジナルフォントを制作することは海外の企業ではあるようですが、日本の企業において珍しい事例だと思います。 それでもメルカリがオリジナルフォントを制作に至った理由は、ロゴをリニューアルをした際に、ロゴと親和性の高いフォントの必要性を感じたからだそうです。

それによって、ブランドイメージの統一を図り、 一貫した「メルカリ」らしさの醸成をすることを目的とされています。ブランドイメージの統一のために、フォントまでオリジナル開発した企業はなかなかないかと思います。

 ちなみにこの開発作業には、Monotype社の小林章さんがタイプディレクターとして関わっています。ドイツ在住の小林章さんは欧文書体の国際コンペティションで2度のグランプリを獲得されています。

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