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【067】Today’s Branding Topic

今日は、神戸にある子ども服の老舗「ファミリア」の社長岡崎さんのお話を聞く機会がありました。
神戸本店をブランド体験できる場としているというお話を伺いました。

創業者の孫にあたる岡崎さんは「ファミリア」に入社される前、アメリカで八木保さんというデザイナーの会社でデザイナーとして働いていました。(話は反れますが、八木さんはアップルストアのコンセプトとプロタイプデザインを手掛けられた方です。)

岡崎さんは帰国後「ファミリア」に入社し、2011年に社長に就任されました。新しい企業理念「子どもの可能性をクリエイトする」というキーワードに様々な改革をされています。そのひとつが子ども服のアパレルメーカーに留まらない事業として神戸の本店にそれが表現されています。

新しい企業理念に合わせて、提供するサービスのコンセプトを「for the first 1000days」と設定しました。1000daysとは、妊娠してから生まれて2歳の誕生日を迎えるまでの約1000日間を指しています。神戸本店は、その期間をお母さんとお子さんにとって最高なものにするためのサービスや商品、コンテンツを体験できる場所にしたとのことです。そこには、病院、妊婦の方が施術を受けられるリラクゼーションサロン、有機野菜を使ったレストランなど、アパレルに留まらないサービスを展開しています。そこでは、ファミリアのブランド体験できる場となっています。

デザイナーだった岡崎さんはクリエイターと多数コラボレーションしているとのことでしたが、神戸本店は彫刻家の名和晃平さんとコラボレートして作られたそうです。

HP:https://www.essepartum.com/