【175】Today’s Branding Topic
プロダクトやサービスのブランドトピックを連日取り上げていますが、本日は社名にブランドと名がつく企業を取り上げます。おそらくブランドと名付けるくらいなので、かなりブランディングを意識されているのではないかと思います。社名「東シナ海の⼩さな島ブランド株式会社」を取り上げます。
東シナ海の⼩さな島ブランド株式会社は鹿児島県上甑島に本社、支店が奄美大島と種子島にある企業です。こちらの企業は、地元の海の幸を使った加工品を中心の商材を取り扱っています。
特に気になったのが、キビーニャカウダ。「キビーニャ」は「キビナゴ+バーニャ(ソース)」の造語。地元甑島はきびなご水揚げ量日本一だそうですが、それを使ったバーニャカウダソース。
社長の山下さんは、甑島出身、RA日本中央競馬会競馬学校を中退後、きびなご漁船の乗組員を経て、美大を卒業という異色の経歴。写真にある通り、ちょっとしゃれたデザインなのは、そのキャリアの影響かと思います。
地元の名産にデザイン性をのあるパッケージを取り入れる。このようなポジショニングをする地方のメーカーを多く目にすることが増えた気がしています。
写真出典:https://island-ecs.jp/company/
HP:https://www.essepartum.com/