宗教2世小説 第2話:家庭が崩壊し、バブルが崩壊し、そして就職が崩壊した。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは一切関係がありません。
第2話:家庭が崩壊し、バブルが崩壊し、そして就職が崩壊した。
第1話は▼こちらになります。第1話と第2話で合わせてひとつのオムニバス方式の話になっています。
この第2話ではバブル崩壊とともに少年の家庭が崩壊していく様を克明に描きます。
またどうにかこうにかこの家を脱出し、借金をして東京にでた少年が、とある経験を通じ、
「この問題は『政治と宗教』の問題などではなく、『選挙事務所と宗教組織票』の問題だ!」
ということを見破り、この問題はいつかこの国の根幹を揺るがす大問題になると予想します。が、時代は平成の就職氷河期真っ只中で、少年は借金でそれどころではなくなる様子も描きます!
戦争に負けた日本はアメリカ式の新憲法により『信教の自由』を認めざるを得なくなった。その頃、日本には多くの赤ちゃんが生まれ、彼ら彼女らはその人数の多さからのちに『段階の世代』と呼ばれ始める。
この物語はその『団塊の世代』のとある夫婦とその家族との『バブル崩壊前後の時代風景』を描いたフィクションである。
宗教母さんは家に借金が1億円以上あっても働かない!
宗教母さんはガンとして働かない。
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