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ザン関東A1自戦記〜2023後期19/30回戦後半〜


みなさんこんにちは!キジョンネルソンです!!!

東二局が終了した時点で動画の半分、ってすごいですね(笑)

では、後半も振り返っていきます!よろしくです!




〜東三局〜



親番で18000点持ちです。かなりシュンツ手に仕上げたい手牌ですね。

ちょっとしたことですが、例えばこの手では4pが3枚あるのでここらへんで雀頭ができる進行になりますよね。

でも単純にリャンメンが3つあるよというだけで雀頭候補が未定であれば、東から切り出して南や西の重なりに平和の一翻を求める手順も、頻度で使い分けて採用します。


とりあえず6巡経過の7巡目に到達です。7p引きがリャンメンリャンメンの1シャンテンを逃す悔しい変化となるのですが、もうそろそろブクブクに構えるのは控えて共通安全牌の東を抱えて進行したいです。リャンメンが3つあるのでこっちでどうにかしていきたいですね。


直前に切られた周りなので空切り。みんなみてみて〜!!!


徐々に数牌が余り始めたようで、3sは誰に対しても危ないのでもうリャンメンに形を決めます。


持ってきた牌が白ポッチです。白ポッチを残すか残さないかはまぁまぁ永遠のテーマですよね〜。

早い巡目であればサッサと切ってしまうのがいいと思いますが、今回はしぼりました。ここは人読みの分野になります。

普段から白ポッチに対する意識の高い方(白ポッチの有無がリーチ判断に大きく影響する打ち手)が相手であれば、相手のダマテンの有無を看破する重要な素材になりますので、隠しているうちにリーチが来なければダマテンが入っている可能性は低いでしょう。特に、もう濃度の濃い巡目なので、自信のない待ちでも白ポッチ期待のリーチが来ることは多々あります。

対して自分はというと、2シャンテンとはいえ最終形がリャンメンであることが確定していて、単に受け入れの素材が山に深いだけなので、シンプルな愚形が相手ならめくりあいに強い形で追いつきます。

さらに今回は、直前に対面が切った3p切りが長考で切り出されたものであることも要素の一つです。テンパイから待ちを選んでいる感じには見えないですね。テンパイで待ちを選ぶなら選んだ待ちでリーチが来そうなので。

全てが大事な要素です。
相手が強者だからこそ信頼に値する隠しになりますね。


すると同巡でリーチが入りました。この卓には1-4sと6-9sと3-6-5pが入っていないのでズ〜っと2シャンテンです。

もしこのあと二件リーチを受けて、それでも2シャンテンなようではいくらなんでも厳しすぎます。なのでポッチを見せて差し上げましょう。

中は現物ですが山に残り1枚が期待できそうなドラなので、重なったら5pを勝負する可能性を残して強く非現物の白から行きます。


1シャンテンにはなったのですが、残りツモ3回でどれだけアガリが見込めるのでしょうか。正直この1pは通ると思っていました。發の方が安全度が高いのでギリギリ發を選んでみたのですが。。。

二度受けがあるかのポイントは、ターツ落としにかけるまでの時間がキーになります。本来、あれだけの河の強さで3p-2pと払うのであれば、ターツを選んだわけですよね。二度受けならば受け入れが減らないのであまり悩まれることは少ないんです。

逆に完全にノータイムですと、(223367p11345778s)みたいな手牌であれば、すぐに3p切りになりますよね?長考して切るほどの牌ではないのです。

今回のケースは、ご本人がXで以下のポスト

ということなので、そういうこともありますよね。読みを過信して大事なものを見落とすところでした。


残りの山がわずかです。3pは1枚山にいそうです。

2s3sが現物で安全にテンパイを目指せるルートがありますので、そちらに舵を切ります。アガリまでは諦めたので、どうかアガリ逃しさせないでください。。。

張らない界では一番有効的なカンツ完成ですね。リセットテンパイチャンスです。3pひいてください。テンパイしてください。


お疲れ様でしたバイバイ親番。。。。


マジで1-4pあるんだ?あっぶね〜。。。っていうかなんでワシ張らんの?の顔です。


〜南一局一本場〜



中鳴きません。第一打でドラの南を選択しました。いわゆる誰が犯人なのかを探す踏み絵ですね。


中をワンスルー済でこの手牌です。他家が2sを使いづらいので9pを切りたい気持ちもありますが、9pは親の現物にもなっていますし8pも現時点ではそこそこ期待できそうなのでうまぶらず教科書通りの進行にします。


リーチを打ちます。親跳・子倍に放銃したらさようなら


ツモ切り追っかけリーチを受け、負け!

でもこれナイスリーチだと思います。ぶんさん強い〜

〜南二局〜



きたきた。こういうのでいいんだよ!

これだけの手牌なら9mから切り出して役牌の重なりをみたいですね。9m重なりだと手が窮屈になりかえって迷惑なので。。。


そろそろわしのアガリ番が来るかな!ワクワク!


ウソ。全然張らないねぇ。。対面は5pをピュって切ってきたし、もうテンパイしてるのかなぁ。。。


リーチを受けた一発目、持ってきた牌は8pです。自身の最終形がリャンメンになることは確定しているので、簡単には手を崩したくないです。

11000点持ちなので、親倍ツモられはサヨナラなのですが、赤ドラはだいぶブロックしています。倍満になるケースはどれくらいあるのか。
リーヅモ華華+6sが縦に何枚あるのか、手役があるのか、というところを考えます。

対面に対しては満貫まで打てますので、ドラ6sを暗刻で持っていないケース以外の跳満は軽視します。直前に7pを手出ししたので、ピンズの上に何かしらブロックはありそうです。

もしかしたら対面に打てば助かる世界線があるかもしれないので、ベタオリせず、自身のアガリをみつつ対面に打てて親を持って来られればラッキー、という感覚で行きます。


っていうか8pは桐生さんポンテンだったの!?とってよ〜(´-ω-`)


ほれ!9pどうなん



(8p空切りしてくれたのか。親切だな。。。)
↑同卓しているときはそう思っていました。まさかポンテンスルーしていたとは。

ポンテンとってくれればわざわざ8000点払わずに済んだのに!!!!



打ち手の表情を抜き取るカメラに向かって、3000点持ちで親番を迎える険しい表情のキジョンネルソン選手を演出しています。切り取られずw


ちょっと遅いんだよね。切り取りが(笑)
本当にマスコットみたいな顔と丸さしてるんだね。ボク。


〜南三局〜


水と食料を与えて大事に大事に育ててあげたい。。。


字牌整理を経て9巡目。カン5sでテンパイしました。

親で牽制を取りたいところですが、お二人ともアガリトップですし、アガればトビがついてくる見返りがあります。

現状はいい待ちであれば打点関係なく押し優位である相手と戦うことになるため、こちらもこの一瞬だけはちゃんと迎撃する手を用意しなくてはいけません。

役ありなのでダマテンにしやすいですね。変化に備えます。


すぐにリーチを打てる材料が届きました。これで飛ぶなら本望です。特攻隊行ってきます!


すると同巡、ブロッカーにもほどがある追っかけリーチが入りました。


ここまでくるともはやイジメです。。。。


えらいよね〜表情何一つ変えないの。こういう展開慣れてますからね。5s掴むなって念じてたくらいですから。ええ。


手がわりを待つか待たないかで上下がすごいことになりましたね。。。
ラス牌をなんとかモノにしました。

〜南三局一本場〜



意外と倍満ツモ条件です。ギリギリトップになるので。かなり倍満を目指します。


局面進んでこうなりました。
テンパイ気配を感じたので、リスクを後回しにする2p切りをしました。
1-4-7sが入り目になった時に大きな差を生むのですが、7pツモでも現物の1s切りリーチを敢行する予定でしたので、その覚悟があれば許されますよね。。。

今見返したらリスク承知で5pを強く切っても良かったと思います。5-8pを待ちにされていたら厳しいめくりあいになっていたことでしょうし。


上家が明確にテンパイなので開けたい気持ちをグッと抑えてクローズリーチとします。お願いです、アガらせてください。


残念。。。無常にも敗退です。まぁ前局の8sのめくりあいに勝てただけ良しとしますよ。悔しいけど!!!


チップ1枚1枚を大事に。次の試合もお楽しみに!

最後までご覧いただき、ありがとうございました!


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