ユートピアと題している作品、大体ディストピア説
(ここ最近の話ね!)
「差別がない世界」とか「格差がない世界」とか「不幸がない世界」みたいな題を付された小説は、実のところほとんどがディストピア小説だろう。
理由は簡単で、作者自身が、真の意味で差別や格差や不幸がない世界について想像することができないためである。
だからこそ「ユートピアを謳う世界≠ユートピア」という構成にならざるを得ないのだ。
「ユートピアの名を冠したディストピア」を想像するのは簡単だからね。サンプルもいっぱいあるし。
(やや上から目線なもの言いになって