湿布は効くのか?
こんにちは!
A1スポーツマッサージ治療院の院長の椿です!
本日は【湿布は効くのか?】についてお話しさせて頂きます。
「湿布って効きますか?」
と患者さんにも良く質問を受けますし、
このブログをご覧の皆さまの中にも疑問に思っている方はもいると思います。
「湿布が効くのか?」についての研究があります。
北海道大学のスポーツ医学研究室の研究で湿布と飲み薬のどちらがより良く組織に移行するかを調べました。
研究内容としては、
標準量のロキソニンを飲んだ人と、ロキソニンテープという湿布を張った人とで比べました。
健康なの身体にメスを入れるわけにはいきませんので、
前十字靭帯という膝の靭帯を断裂してしまって、すでに手術をすることが予定されている人たちで研究をしました。
ランダムに二つのグループに分けて、
①片方のグループは手術前に飲み薬を飲む
②もう片方のグループは湿布を貼る
手術中に取り出された骨膜、脂肪組織、筋、腱などの組織の中のロキソニンの成分量を測定したところ、すべての組織で湿布のほうがロキソニンの成分が多く含まれていました。
そのため、皮膚に張っただけで、薬剤は比較的深部まで届いたことになり、湿布には一定の科学的根拠があります。
湿布だけで全部の痛みをなくすことはできませんが、湿布は科学的にも効果のあるものになります。
湿布と併用して整体や鍼灸治療をこみ合わせることで痛みの軽減できます。
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