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詩をおくところ

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重吉の詩の過去から現在まで。特別に無料で読める作品もありますので読んでみてくださいね^ ^
重吉陽一郎の詩のマガジン。過去から現在までの作品をたっぷりとお楽しみください^ ^
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#詩情

【詩】 小さな茶室で

椿のつやつやした葉の 水の玉 覗きこんだそこには 小さな茶室がありました (表ではなく 茶室…

【自由詩】 夏の試み

ノースリーブが見当たらない (夏が越せない) 慌てていたのを覚えている。 外ではもう 蝉が鳴…

【詩】 月見

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【詩】 僕らつとめて

紫色の雲が たなびくその下には 名もなき鳥が 一羽二羽 あ、 目と鼻の先の月だ あちらでは一羽…

【詩】 ムーンドロップ

ギタアに鸚哥が とまっている (ポロロロン) 歌って、 歌うように 弾いて。 かつて私は 偉大…

【詩】 猫

自分の部屋に 見覚えのない猫たちが いたようだ 一匹、二匹、三匹 羊のように数えてみる しあ…

【詩】 記憶の雨受信

かたつむりは すすむ かたつむりのそくどで 人はススム (人の速度で?) 空には記憶のすべてが詰まっている 糸引く 雨を受け止める 〈角二本〉 こちらもどうぞ🐦 こちらもどうぞどうぞ🐌