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椿のつやつやした葉の 水の玉 覗きこんだそこには 小さな茶室がありました (表ではなく 茶室…
ノースリーブが見当たらない (夏が越せない) 慌てていたのを覚えている。 外ではもう 蝉が鳴…
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紫色の雲が たなびくその下には 名もなき鳥が 一羽二羽 あ、 目と鼻の先の月だ あちらでは一羽…
ギタアに鸚哥が とまっている (ポロロロン) 歌って、 歌うように 弾いて。 かつて私は 偉大…
自分の部屋に 見覚えのない猫たちが いたようだ 一匹、二匹、三匹 羊のように数えてみる しあ…
かたつむりは すすむ かたつむりのそくどで 人はススム (人の速度で?) 空には記憶のすべてが詰まっている 糸引く 雨を受け止める 〈角二本〉 こちらもどうぞ🐦 こちらもどうぞどうぞ🐌