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【詩】 僕らつとめて

紫色の雲が
たなびくその下には
名もなき鳥が
一羽二羽
あ、
目と鼻の先の月だ
あちらでは一羽
鼻をひくひくさせているのだろう
ひくひくの羽は
稲妻による痙攣
絶望なのか
希望なのか
どちらかはわからない
が、
芽生えたのは確かだ
おちてゆく
ああ、
雲雀のように
あれたなら
ゆきついた場所を
僕ら
つとめて
さえずっていたいんだ





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